話が一話ごとに独立しているので、各話ごとに、違った色を帯びています。 ですが、どの話にも、何処か人を落ち着かせるナニカがあります。
大学受験を控えた、この時期に何故か小説投稿を始めた高校三年生です。 受験の都合により急に投稿が途絶えるかもしれません。 そうなった時は寛大な心で受験が終わ…
読んでいるうちに、記されている言葉に、言葉の連なりに、一人の女性の姿が現れてきます。 雨宿りの木の下、あなたの座るベンチの隣りに。 その人は、あなたを気にとめるでもなくベンチにくつろいで、文庫…続きを読む
*完結おめでとうございますー!!詩的な言葉で、私的な物語を語るエッセイ。語り口は柔らかく、まるで文字の向こう側から著者が語りかけているような心地の文章で、著者の思い出を綴っていく。エッセイと…続きを読む
雨音には、リズムがある。 目を閉じて、水溜まりの波紋を脳裏に思い浮かべてから、この作品を読んで欲しい。 染み入るような霧雨も、穿つようなスコールも、雨粒ひとつひとつが言の葉となって、私の、あ…続きを読む
この「六月の本棚」が、ごくごく自然にもう何十年もそこにあったかのように思わせる部屋があって欲しい。あの薄緑とも碧ともつかない本棚に似つかわしい部屋が。そしてその部屋に私は何度も訪れる。彼女の部屋…続きを読む
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