描写力の高さが光る短編。ひたすらかっこいい!

二人の戦士による、命を賭した決闘。
意外な結末、そしてその後に残る余韻が色彩豊かな短編です。

小説での戦闘描写とは、シンプルにしようとすると「必殺技!」「ドカーン!」「ウギャー」みたいになってしまい、詳しくしようとすると説明過剰・設定の羅列のようになってしまいがちなものです。この作者さまの描写力は、そのどちらにも陥らずに、本当に目の前で人物が躍動し、呼吸しているような感覚を与えてくれます。

この短編を読んで「かっこいい!」と感じたら、ぜひ同じ作者様の長編を開いてみて下さい。きっと後悔はしないはずです!

その他のおすすめレビュー

@ipa_loveloveさんの他のおすすめレビュー2