近代化しつつある中国を舞台に

父親は15歳の棠榮に「慮」と「虜」、文字の含意について違いを語った。
兄のススめる男と結婚するが……。

英国文化を取り入れていく中国の様子。
日本の作品は多くありますが、このパターンは初めて読んだので大変新鮮でした。

急激に変化する文化を理解しつつも、自身はついていけない棠榮の戸惑い、けれど自分なりに消化する姿は冷静でとても聡い女性だと感じました。