面白い。
しかし、こんなギリギリのものを何故書くのか?とも。
でも、それが作家というものの業というか、魂というか、そういうものなんでしょうねえ。
「ものまねは、人間の本質」
かのアリストテレスがそんなことを仰っていましたが、これはそんな人間の衝動がストレートに伝わってくる熱い、熱い作品です。
「面白いと思ったら、それを真似して書くのが、古来からの作家作法の正道。ただし、現行法制やモラルとの兼ね合いは自己責任」
そんなことを再認識させてくれる、レビューを書いているこちらまでヒヤヒヤするような、ホットな作品。
ここには作家というものの原点がある。(いや、それはちょっと言い過ぎか)
でも、作家志望の方は一度読んでみてもいいのではないでしょうか。もちろん、ただ愉しんで読むというのが、この作品のまっとうな読み方でしょうが……。
※ご指導があったけど、復活したとのこと。良かったです。
一発ネタです。一発ネタですが、最高です。
危ないネタです。ギリギリです。ていうか多分すぐに消えると思います。
でもそこに全力を出しているんです。それが何よりも輝いて見えます。
世界には良識的な大人が鼻で笑うようなことが沢山あって、いろんなものが見向きもされず忘れ去られていきます。「こんなの書いたってすぐに消される」「どうせネタだろう」「下らない」「こんなネタでランキングを汚すな」悪口を言おうと思えばいくらでも言うことは出来るでしょう。
でもたとえ他人から認められなくても、規約違反で消されることになったとしても、ただ一瞬のネタのために全てをかなぐり捨てて見せる一撃は、何よりも尊く、そしてカッコいい生き様なのです。
そして、そういう人に出会えるのがインターネットの良さだと思うのです。