「キョン!小説を投稿するわよ!」
~以下あらすじ枠を利用してオレオ復活編をお送りいたします~
【前回までのあらすじ(http://thutmose.blog.jp/archives/36263163.html)】
「うっぐ……ひっぐ……せんぱぁ~い。オレオが……オレオが消されてしまいましたよぉ……これからはオレオの時代だ!! って高らかに宣言したのに運営のカバッ!せっかくオレオよいしょ本作ろうと思ってたのに……ぐすん」
顔面を涙で汚しながら彼女が言う。
「まあ、仕方がないさ、流石に三文字ってのは何か違う気がするし……消されたと言ってもランキングから除外されただけだし……」
「でも、オレオが……オレオが……」
「うんうん、解った。もう落ち着こうな。で、なんで君ここに居るの」
思い返せば一週間ほど前、オレオを円環に拡張した「真理」を作成した僕とこの彼女は視察に来た工場長の「食べにくい」の一言によりめでたく無職となった。正確に言うならば、機械を勝手に改造したことが主原因だったりもするのだけれど、そこの所を詳細に語る気分にはなれない。大事なのは今僕が無職だということだ。
「水臭いですよ。たった一人の先輩じゃないですか」
「だからってなんで僕の家に来るの」
「一人だと心細くて……ていうか、先輩の家に住めば家賃かかりませんし」
「いつもの君から考えると明らかに後者が理由だろ。大体ね、君がオレオレオなんて言い出さなければ……」
「っく……オレオ……思い出したら腹が立ってきました……オレオを消すなんて冒涜的な行為を良くも……良くも……絶対に許さん……じわじわとオレオ地獄に沈めてやる」
「……キャラ変わってない? ちょっと押さえて」
「先輩! 貴方はそれでも元オレオ製造員ですか! オレオにかけるプライドはないんですか!」
「そんなこと言われても」
「こうなったら我々オレオレオリストに取るべき道は一個しかないですよ。絶対に……絶対に削除されないオレオを作ってやるんだから!! 見てなさいよ運営!! これがオレオレオリストの反逆じゃあ!!」
「ちょっと!! ちょっと!! 目が怖い! 本気だ!」
「あのネタでやってやるッ!! 角◯の看板を使ってなぁ! 先生!お願いします!」
「一体何を!?」
後輩が叫ぶと同時に全ては輝かしい光に包まれた。
その中に見えた姿は、まさか……あの……