とても三万字以内に収まった短編とは思えないボリュームでした。世界観もしっかりあり、それでいて密度もある。特に真実が明らかになった時の読後感は素晴らしいものがありました。
初瀬明生(はせ・あきお)と申します。 主にミステリーを書きます。
「良質なSFは文学を凌駕する」とは誰の言葉だったか失念してしまいましたが、まさにその言葉にふさわしい良作です。本能とは? 意識とは? AIは人類と敵対し得るのか? 深いテーマをはらみながらも、父…続きを読む
仕事中に読んで、仕事することを忘れるくらいに非常に濃厚なSF作品でした。3万字と言う文字数にも関わらず、読了後には読者に訴えかけるものがある非常に濃厚なSF小説だと感じます。後半の畳み掛けるよう…続きを読む
人工知能は人類の夢であると思います。それと同時に新たな敵になりうる存在であるというのも古くから考えられているものです。その人工知能と人間の友情と言いますか、絆が描かれているこの作品はとても素晴らし…続きを読む
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