とても三万字以内に収まった短編とは思えないボリュームでした。世界観もしっかりあり、それでいて密度もある。特に真実が明らかになった時の読後感は素晴らしいものがありました。
初瀬明生(はせ・あきお)と申します。 主にミステリーを書きます。
そういう話でした。そういう話でしたか? ロボット、てか人工知能の話で、で、人工知能の話なんですけど人間結構すごいな、という話で、意識論・コンピュータのアレ論みたいなところはまあいろいろ考えるこ…続きを読む
父と息子とのキャッチボール人間とAIとのキャッチボールAIの専門的な事は分からないけれど、哲也とKEELのやり取りには、きちんとしたキャッチボールによる温もりを感じた。「親子のねじれた関係…続きを読む
興味深い内容だったけど専門用語がやや多くITに詳しくない人には読み辛いかなあでもおもしろかった。
見どころとしては主人公がAIと対話するシーンです。このシーンは過去の状況や、通して語られる「フォン・ノイマンの呪縛」と言った語句の追及なのですが、踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまって…続きを読む
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