ただ一言、私は感動し涙した

人工知能は人類の夢であると思います。それと同時に新たな敵になりうる存在であるというのも古くから考えられているものです。
その人工知能と人間の友情と言いますか、絆が描かれているこの作品はとても素晴らしいと思います。
父との絆、周りとの関係、主人公の葛藤……終盤では涙が止まりませんでした。

しかし、それだけではありません。人間ではない。プログラムとしての本能、本質について踏み込んでいるのはとても面白く、同時にとても面白かったです。
私は人工知能や認知科学は専攻では無いのですが、ある程度かじっています。少しではありますが専門の知識を持って読んでいても自然に読む事ができ、楽しむ事が出来ましたし納得する場所、共感する場所がいくつもありました。

最高に面白い作品です!

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