とにかく、作品全体に漂う、得体の知れないものに対する恐怖感が、赤黒いイメージをともなって襲い掛かります。蝶にまつわる伝奇、そして少女たちが次々と死んでいく謎の奇病。非常に緻密に作られた世界観の中…続きを読む
3回読み直したのはこの作品が初めてかもしれません。序盤からぐいぐい引き込まれ、最後のメッセージに辿りつくまでノンストップでした。ホラー(伝奇)小説ですが、現代ファンタジーでも十分勝負できる内容です…続きを読む
欲望とはかくも執念深いもの。食欲を満たすため、ここまで過酷にできるのか。地方都市によくある神話、おとぎ話はおそるべきものだった。
湿度の高い冷たさが印象的なホラーの傑作です!特徴的なキャラクターと際立ったアイデアが光る、綿密な考証と緻密な構成が大変素晴らしい作品です。非常にお薦めです!!
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