あなたとともにいたかった。

 理不尽なことでも呑み込んで受け入れていかなければならないこともある。それを自分の中でどう昇華していくか。
 ぶつける先のない怒り、自分の力のなさを嘆く悲しみ、二度と会えなくなる友への思い。様々な思いに揺れまどう主人公。
 彼女が辿りついた真実とは・・・。

 読みやすい文章で物語の中にするりと入っていけました。主人公に感情移入してしまい、ほろほろと涙が・・・。どうすることもできないもどかしさ。そんな中で強く生きていこうとする主人公に感動しました。
 
 

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