壮大な宇宙空間を舞台にしたおとぎ話

元素の視点から星の栄枯盛衰を語る、という切り口が斬新でした。宇宙をひとりぼっちで漂う鉄の粒が、時には誰かと会ったり、時には別れたりしながら、「星の一部となる」という目的に向かって生きようとする様子は胸に迫ります。一話が短く、語調も子供向けということで易しいものなので、科学ロマンとしてとっつきやすかったです。今後、鉄くんがどんな旅を経て、第1話の状況に向かっていくのか、楽しみにしています。

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