氷の女王の秘めたる本音に悶える

名前を書いた人の『本音』が記されるという日記。
主人公は容姿は端麗だが、厳格で冷ややか、顔を合わせるたびに小言ばかり言う可愛くない婚約者である立華の名前を書くのですが……悶える。日記形式で次々と書かれる彼女の本音にとにかく悶える。
想像以上にカーニバルで甘々な本音に笑いが止まらなくてお腹が痛かった。
「こっとわれっ! こっとわれっ!」
のコールとか可愛すぎて悶えた。

こんな日記が欲しい。というか立華みたいな可愛い彼女が欲しい(本音)

この手のヒロインにありがちな鉄の仮面が簡単に剥がれる、というようなことはなく、毎回お祭り騒ぎな内心とは裏腹に、立華の表の鉄面皮は小揺るぎもしないのが良かったです。