異形退治のファタジーかと思いきや、明治エッセイ。しかしてほっこり猫話。いや、脱帽です。是非また、こういうの書いてください。
夏目漱石を読んでいるような爽快感がありました。熊本には行ったことがないのですが、その土地柄とか気風といったものにも魅力を感じます!
ときはご一新からしばし、ところは熊本の二本松。清正公の虎退治ならぬ、とつぜんあらわれた化け猫に巻き起こった騒動の、なんとも清々しくほほえましい顛末。猫はよい。
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