ファントムレイジ

作者 高坂はしやん

243

84人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

読み始めたら止まらない。巧みな言葉遣い、多様な表現で展開される独特の世界観。よくある異能バトルではない何かがあって、そこがいい。
魅力的で個性的な登場人物たちは物語の中で生き生きと動いていて、読んでいる間は自分もその世界に入り込んだかのような気持ちになる。
文量もしっかりとあり、読み応えは抜群。続きが気になる終わり方をするものだからスクロールする手が止まらない。
読めば読むほどこの世界観への理解は深まり、もう一度最初から読めばさらに見えてくるものがある。
ネット小説に収まらない。長編の本を読んでいるようで、それは圧巻としか言いようがない。
登場人物に会いたいと感じる。その世界に入りたいと思う。これこそが小説を読む時に私が求めているものだ。それがここにある。だから私はこの作品を何度だって読むのだ。

★★★ Excellent!!!

若干のミーハー心で読み始めましたが、この作品は素直に面白いです。世界は願いで出来ている、という作品の主軸がしっかりしているので話にブレが無い。確固たるテーマは惹き付けますね。

最初はミステリーが強いかなって思ってたんですけど、途中からの見事な戦闘描写に夢中になりました。異能バトル、と言いますか。でもよくある魔法というかそういうのじゃなくて、ドッペルゲンガーなどの誰もが一度は聞いたことがある都市伝説や怪談をモチーフにしてあるので、ファンタジーとはいえ親しみやすさがあります。

キャラも一人一人が癖のある人物で、なんか可愛らしいです。まあ、序盤の辺りの書き方が少し説明ぽかったのが気になりましたが。個人的にはあんまり気にならなかったです。

ファンタジーでありながら、ミステリー要素もある良作。幅広い読者さんが楽しめる物語だと思いました!

★★★ Excellent!!!

個人的には電車の中や、移動中、ちょっと暇な時なんかにサクッと読めるお話だと思います。同じ著者である高坂さんの書かれている「ハロー デッドライン」という作品よりも勢いがあって読みやすいかと思います。今作は異能系の作品ですね。読んでいると、著者の方はこういう作品がお好きなのかな…?とピンと来るような感じです。言葉遣いやキャラの設定に著者の方の味がかなり出てるように感じます。好き嫌いが別れるかと思いますが、ハマればこれが大好き!!ってタイプの方も沢山いるのでは、と思います。

★★★ Excellent!!!

異能、怪奇、名前を出してしまうと例えば西尾維新や奈須きのこなどの作家を好む者は絶対に読むべきだ。無論、そうでない者にも胸を張って勧められる質の高い小説である。


驚くべきはその心理描写や戦闘描写、世界観、あますところなく魅力的なキャラクターたちだ。

全ての章(?)において、主人公らは何かしらの怪奇や異能者と対峙する。そしてその戦闘がえぐいほど面白いのだ。特に窮地に陥る場面、これがほんとうに。
恐怖を煽る文章の上手さに、張り詰めた空気が肌をピリピリと刺激して思わず息を飲んでしまう。読めば絶対に味わえる、最高に気持ちのいい悪寒、みたいなものがある。なんていえばいいかわからないけど、とにかくやばい。細密な心理描写によって主人公たちと同じ目線で、迫り来る危機を舐めまわすように味わえる。そしてそれと同時に、主人公たちに期待をかけ「次に彼らは何をしてくれるんだろう」とワクワクすることもできる。
世界観はおそらく綿密に考えられているが、そこにくどさはない。勿論読み手が置いていかれることもない。話にでてくる怪奇や異能はポピュラーなものが多く、それ故に作者らしさや親しみやすさが存分に現れている。

あまりに魅力的なキャラクターが多いのでここでは端折るけれど、あなたがこの作品を読んだのならば誰かしらに心を奪われることは間違いない。ちなみに私は"本当の姿は色気ある大人の女性なんだけれども、人体を弄くり回す異能を操って化け物に変態することもできる普段は幼女姿"な子が性癖すぎてしんどい……。


脈略もなく語ってしまった気もするが、少しでも気になってくれたのなら、この作品を読んでいただきたい。ファンとして、『ファントムレイジ』が一人でも多くの方の目に止まることを願ってやまない。

★★★ Excellent!!!

読み終わってから 「これでたったの75000文字か」という印象を受けました。密度が高い。ギチギチ。
文字数あたりの登場人物がかなり多く、独特の設定もあり、構造的にかなり説明すべきことが多いはずなのに、読んでいて詰まったり引っかかったりするようなところがなく、流されるままにスルスルと読んでいるうちに自然と理解できます。
魅せるべきところ、削るべきところがちゃんと分かっている感じで、過剰でなく、簡素でなく、丁度いい。

★★★ Excellent!!!

一人一人が個々の考えを示し、人格として確立している。全体としてテンポがよく、自然な緩急も取り入れられている。

ストリーの初めの方で、真凛ちゃん目線で各々の関係性や人格が細かに説明されており、人によっては嫌われる書き方ではあるけれど、物語を読んでいくにあたって、世界に入り込みやすい。

ホラー描写でなくとも、人物の心理描写の、はっとした場面、どきっとした場面などの、行間までをも駆使した書き方が神懸かり的。背筋をぞくっとさせる力がある。

戦闘シーンでは、明確な映像イメージを持って読まないと分かりづらいような描写が多く、動きのある小説を読みなれていないと少し読み辛いのではないか。作者のはしやんさんが今作では戦闘シーンはあまり書きたくないとおっしゃっていたので、削った結果かもしれない。

人物の人格そのものが作り込まれているので、序盤から小さな伏線がしっかりあるのだが、知らなかったことや新しい事実を提示する際に少し雑になる癖がある。読者が置いてけぼりになりがちだが、スピード感も必要なのでどちらも捨てがたい。

個人的に気になるところは、鎖子がカンケンバッグなんて持っているかな、といったところ。すこーしお高いので。カンケンバッグのイメージは鎖子にぴったりだとは思いますが。

また序盤の一片は、読者また真凛に対する説明役となっているが、一片の性格が分かりやすく描かれる場面でもあり、兄妹関係が微笑ましい。


西尾維新さんの話を想起させますが、これははしやんさんも狙ってのことらしいですね!!

西尾維新さんのようなお話が好みの方にとっては、よくある話、よくある展開、まさに王道とでも言うような流れ。その中で意外性と個性が絶妙に織り交ぜられた素敵な作品です。

とにかくスピード感があり、一度読み始めると止められない中毒性。

深い世界観に呑まれること間違いなしですね!!

★★★ Excellent!!!

"流石"としか言いようがない。もともとラッパーだからなのか、リズミカルな文章にどんどん引き込まれていく。
ハロー・デッドラインもそうだが、一人一人のキャラクターの個性が程よく濃くて、それぞれが存在感を出しているのがまた新しい。
デジタルではなく、しっかりとした本として読みたくなった作品だ。
この物語の結末が待ち遠しい。

★★★ Excellent!!!

・キャラクター1人1人が個性的なので読者が好きなキャラクターが見つかる作品だと思います。
・謎解きのような描写や戦闘シーンなど、読んでいて飽きないというのがこの作品の良いところなんだと感じました。
・キャラクターの情報などを徐々に晒していき、読んでいるうちに沢山の情報を集められます。
・わからなくなることが少なく、読みやすい作品です。
・主人公が変わるのでキャラクター1人1人に見せ場があり、とても楽しんで読めます。

★★★ Excellent!!!

当初はミステリー小説を読んでいるような感覚で作品を読み進めていたのですが、物語が進むにつれて登場人物たちがどんどん動いていくさまが感じられて、現代アクションというジャンルにぴったりだと感じました。
かなり細部まで綿密に設定されている世界観や巧みな言葉遊びや言葉選びのセンスは、他の方のレビューにもありますが、奈須きのこ先生や西尾維新先生に通じる所が感じられます。ですが、決して模倣品というわけではなくしっかりご自分の世界観に組み込まれていて非常に引き込まれました。
登場人物たちも動きや外見まで頭の中で明確にイメージができました。どのキャラクターも魅力的で、高坂先生に愛されているのだなと感じました。
そして個人的に一番魅力的に感じたのは、戦闘描写です。文字で戦闘描写を表現するというのは難しいと自分は感じるのですが、この作品では戦闘シーンのスピード感や味方、敵の細部の動きまで想像することができました。また、登場人物たちの能力も分かりやすく、それでいて魅力的なのでそれもまた戦闘描写をより鮮やかにしている要因の一つだと思いました。

完全に素人の目から見たレビューですので、拙い部分や的外れな感想を述べているかもしれませんがお許しください。一ファンとしてこの作品を一人でも多くの方に読んでもらえますよう願っています。

★★★ Excellent!!!

高坂はしやんさんの作品ということで読み始めましたが、理解力がよくない私でも次がどんどん読みたくなる作品でした!!
最初読んでいて設定があまり理解できなかったのですが、読んでいくと特殊な世界観に引き込まれて、読んでいて楽しかったです。
もっともっと、いろいろな登場人物のことを知りたいので
これからの連載が楽しみです!
能力をもってなにをするのか....
考えさせられる物語でした!!

★★★ Excellent!!!

いや世界観が好きというのもそうなんですが、キャラクターが非常に魅力的です。
1章ごとに主人公(語り部?)か変わって行く形式なのがキャラの魅力を一層引き立てて、ますますキャラに魅了されていきます。
とても素晴らしいと思いました。
月並みな言葉ではありますが、レビューとさせていただきます。

★★★ Excellent!!!

都市伝説と特殊な血筋が集まった家族……伝奇ものとしてかなり完成度が高い作品に感じました。
西尾維新さんや那須きのこさんの影響を受けてるのかな?
書き込まれている割にテンポよく読ませる文体にセンスを感じます。
設定もかなり作りこまれているようなので、今後の更新に大期待です!

★★★ Excellent!!!

こんばんわ!今読み終わりましたがハロデとは違った感じで怪奇ものという事で楽しむことが出来ました!都市伝説などの怪奇の話って読んでる方では何も無いんですけどやっぱり書く方となると表現や都市伝説の話を考えたりするのって難しいと思うんですけど上手くまとめれてるところがすごいと思いました!続きがすごく気になるので楽しみにしてます!