世界を滅ぼそうとする女の子はかわいい。

信じられないかもしれないけれど、今日本は大ピンチを迎えている。
そう。たぶん、日本はもうすぐ滅びてしまう。
ポップに、軽い気持ちで、微笑ましく、滅びる。

滅ぼすのはかわいい女の子、だから、ま、しょーがないかっ☆と言うよりほかにはないのだけれど、まあ滅ぼされる我々にも、それを見届ける権利くらいは、あるだろう。

語り手(地の文)がとぼけきっており、それが楽しく、気づけば俺の世界もいくつか滅びている。そんな感じのお話です。


 ああー 滅びたあー! (ネタバレ)(ではないと思う)
 この滅びる瞬間に発生する面白味は、ちょっと言語化できないですね。とにかく俺は笑う。
 ストーリー展開・努力・友情、そういうものが積み重なって(積み重なることの効能については議論はしたくない)のカタルシスではないか、というのが現時点の仮説です。

世界>日本>学校 徐々に崩壊規模が小さくなっているのは、チョコさんの力を縮小させようとする第三勢力に無意識の縛り、というか、なんか、そういうやつ、という仮説を提唱しておきます。