星空の下のロミオとジュリエット

リゲルという星は、昼と夜が交替することがない。
灼熱の昼世界に生きる青年ブルースと極寒の夜しか知らない少女リリアベルが出会った時、世界は奇跡のような夜明けを迎えた。

短編としてよくまとまっていて、非常に読みやすい。
飾りすぎない言葉が素朴で優しく、触れ合うことの無い二人が星空を見上げている情景に似合っていると感じた。

タイトルから内容があまり予想出来ないので、一行でもあらすじを書くことをお勧めしたい。
それだけでも一読するきっかけになるのではないだろうか。