どうすればこんなにテンポよく書けるのか。嫉妬するほどステキな百合短編!
- ★★★ Excellent!!!
実のところ、私はこの小説を三周、いや今ので四周熟読している。
うまいのだ。もう妬ましいぐらいに。
どうすればこんなにテンポよく密度の濃い文章が書けるのだろう。しかも 、飽きさせないエンタメ的魅力を保ったまま。
ちくしょう、技法を盗めないかな。なんて下心まみれで再読してもやっぱり分からぬ。うますぎるな、これ。
そして、繰り返し読んでもやっぱり、ああ、この二人の可愛らしいやりとりに見とれてしまうのだ。
なんというステキで愛らしい百合。
そして、胸に染み入る二人の想い。
うん、すげえかわいい。
短い物語なのに、見事なほど多くの要素が凝縮され、大きなドラマを見終えたような読後感に浸れる。
百合作品が好きなひとも、そうでない人もぜひ読んでほしい、素晴らしい物語だった。
あー、ほらね!
私が書くとレビューでもグダグダとムダな言葉を重ねてしまうわけだ、ちくしょうめ。
この小説には、この一言で十分。
面白いから読んで!
いや、ホントにステキな小説、ありがとうございました!