おっぱいちゃん

深夜太陽男【シンヤラーメン】

第1話

     ○


 いつでも落ち着いているとかクールとか人はそんな風に自分を評価してくれたけど、それが別にいい意味でないことは割と早い段階で悟っていた。

 他人に興味がない、そして自分にも興味がなくどうでもいい。昔からそんな心境できたものだから今まで出会ってきたはずの人たちの顔と名前もロクに思い出せないし、下手したら両親のことでさえしばらく会わなければ忘れてしまいそうだった。自分自身、社会生活の中で浮かないように目立たないように最低限のことだけをこなして生きてきたものだ。


     ○


 どうやって他人を認識しているか。必要最低限をオーバーする情報に脳を占領されるのが嫌なので第一印象のワードをネーミングして、心の中でそう呼ぶことにしてる。

 『メガネ黒髪』『キャピキャピ』『チャラ男』『ハゲおっさん』『紫ばばあ』『よく喋る』『ハゲおっさん2』などなど、大学生活が始まって喋ったことがある人物一覧である。特に何度も会って会話するほどの中ではない。相手が自分にとってどういう立場かさえもう忘れてしまった。

 しかし大学は単独行動でも何も支障がないため今までの学校生活とは違いとても伸びやかに過ごせていた。友達はいないが便所飯などはしていないぞ。


     ○


 一人暮らしをしているアパートと大学を往復、たまにどこかへ出かける生活は一ヶ月を過ぎた。春特有のよくわからない高揚感は消え失せて、暮らしを維持させることが意外と困難であることを実感させられていた。両親は偉大だ。

 自分の中の人物リストは全く更新されておらず、むしろ減っていった。時々将来の自分もこのまま一人なのかと想像するが別に恐怖はない。でも病気とかになったら少し不安かもしれないな。

 最近になって人物リストが更新された。別に友達とかそんなのではない。たまたま同じ講義をよく受けている女性が目にとまった。通学で通っている叡山電車でも同じ時間に見かける。向こうは修学院駅で降りて自分は一乗寺駅で降りるので家も全然近いことがわかった。

 なんとなくストーカーみたいと思われるかもしれないがそんな変質的な思いはなく単に興味を惹かれたからだ。なぜ自分にそんなことが起こったのかかは原因不明だが、強いて言えば彼女の胸部のラインにまず見とれてしまったのかもしれない。別にエロオヤジではないのだが、こんな素敵なプロポーションだったら男にさぞやモテるに違いないと想像してからずっと目で追ってしまっている。素晴らしきおっぱい、彼女は『おっぱいちゃん』である。


     ○


 大学生活というのは他人と無理矢理干渉させられる機会がほとんどないので自分にとって過ごしやすいとは述べたがおっぱいちゃんにとってのそれは息苦しそうであった。昼食時、食堂では多人数の集団がそれぞれ机を占領しワイワイとはしゃいでいる。自分はもちろんそんなこと気にしないのであるが、おっぱいちゃんはいつもどこで食べればいいのか悩ましげであった。

 大学ではクラスというものがないので友達を作ることが非常に困難であるらしい。特に四月のサークル新入生歓迎会やその他イベントを逃してしまえばそのあとの四年間は絶望的であると言う。少人数制の授業やゼミもあるみたいだが、すでに出来上がったグループ集団に溶け込むのは大変難しいのだろう。もちろん自分はそんな輪の中に入る気はサラサラないので困らない。それでもおっぱいちゃんが居場所がなさそうに学内を歩いているのを見かけると少しばかり心が痛む。あと自分は断じてストーカーではない。


     ○


 とある日である。大学に出向くため電車に乗り込むと満席であった。いつもの習慣で今日はおっぱいちゃんがいないかと確認してしまう。……いた。そして彼女の隣が一人分空いている。普段は絶対にそんなことは絶対に絶対にしないのだが、そのときの自分は何を思ったのか彼女の隣に座ったのだ。別に緊張することはない。向こうは自分のことなど知るわけないのだから。

 文庫本を取り出し文字を読む振りをしながら、それとなくおっぱいちゃんのおっぱいを見てみる。すんげえなおい。いったいどのサイズのブラをつけているのか。だらしなさはなく可愛らしさと色気と品を兼ね備えた素晴らしいものだと再認識する。何度も言うが自分はストーカーではない。たまたま隣に座っただけなのだから。

「あの、すみません」

 おっぱいちゃんのおっぱいが喋った! いや断じてそんなことがあるわけないのだが突然のことで自分にはそんなふうに見えてしまったのだ。

 しまった、視姦しているのがバレたのか。血の気が引く。もしかしたらこれまでのプチストーカー行為にも気づいていたのかもしれない。人生が終わる。やはり変な行動なんかせず誰にも興味を持たずに過ごすべきだったのだ。

「本、上下が逆ですよね? あの、ごめんなさい。すごい不思議だったから思わず話しかけちゃって」

 穴があったら入りたい。顔が紅潮しているのがわかった。

「速読訓練方法の一つです。文字を文字として読み込むのではなく静止画として脳内スキャンすることによりうんぬんかんぬん」

 アホ丸出しの発言をしながら文庫本をしまった。動揺しすぎだ。そうなんですかとおっぱいちゃんは納得したのかこちらに合わせたのかドン引きしてるのかわからない。

「実はずっと話してみたくて。大学でよく一緒の講義とってますよね? 綺麗な人だなって気になっていて。嫌味とかじゃなくて本当に。ああ、ごめんなさい、ストーカーみたいで引いてますよね。先輩ですか?」

「一回生。あと綺麗じゃない」

 ぶっきらぼうで辿々しい返事しかできなかった。正直、人と会話するのが久しぶりすぎてうまく喋れない。目も合わせられない。

「今日の講義終わったら、よかったら一緒にご飯食べませんか?」

 頷くだけで必死だった。そして私はおっぱいちゃんと友達になった。


     ○


 基本的に大学ではおっぱいちゃんと行動を共にすることになった。そんなにたくさん喋って盛り上がってとかそんなことはないけれど一緒に入れるその時間が心地よかった。彼女も多人数で騒いでいるような集団は得意ではないようで、今更サークルなどに入る気もなさそうだった。

「それでも一生独りは寂しいよね」

 私は正直にこの世の終わりまで独りでも生きていけると断言し、これまでの経緯を語った(もちろん心の中であだ名をつけていることを伏せて)。するとおっぱいちゃんは血相を変えた。それは異常だと、このままではあなたはアパートの一室でミイラになって発見されるとも。

「独りぼっち症候群を治さねばならない」

 そう言って彼女は私の手を引く。どうするのと尋ねれば、どうやら昨日一緒に観劇した大学内の演劇サークルのところに向かっているらしい。自分のためにはあまり行動しないらしいが人のためとなればがむしゃらに動くタイプなのだろう。それとも本当はおっぱいちゃん自身が実は演劇サークルに入りたかったのではとも思う。自分から言い出せないから私を理由にして。本当のことはわからないけど私とおっぱいちゃんは演劇サークルの部室にたどり着き、そのまま入部するに至った。

 強引な流れで断る隙が一切なかったわけで私には不安しかなかった。自分が多人数に馴染めるはずがないのと、おっぱいちゃんが他の人とも仲良くすること。別になんてことのないはずだけれど、それが嫉妬だとはそのとき全然気づけなかった。


     ○


 演劇サークルではそれなりに楽しんで過ごせた。授業以外の時間に多人数で深夜まで共同作業することが何より新鮮だった。部員も個性派ばかりだがそれなりに統率がとれていて、演目が決まって一つの目標に向かって動き出すその一体感が胸を高揚させた。

 おっぱいちゃんは最初裏方だけの志望だったが演出家(役者の演技や裏方の作るものにあれこれ注文する人、船でいう舵取りみたいな)にすすめられて役者もすることになった。私も一応声をかけられたのだが何十人の目線を一気に受けるのを想像したら吐き気を催し、断固拒否した。

「役者やればよかったのに。その美人を生かさない手はない」

「役者に大事なのは声だと先輩は言ってた」

「声も綺麗」

「勘弁して」

 おっぱいちゃんの役者姿はとても栄えるものだった。堂々と舞台上を立ち、歩き、普段は聞けない通る声に驚かされた。メイクと衣装と照明によってか、それとも役者オーラか小柄な体も大きく見えて、主演じゃないのにお客さんはみんなおっぱいちゃんに注目していた。これはファンがいっぱいできるに違いない。もちろん第一号は私だ。

 私は裏方の仕事に精を出した。元々黙々と単純作業を続けるのが好きで、演劇の作業にはそれがとても多く私には合っていた。衣装の下っ端としてひたすらミシンで布地を縫い合わせていれるもんだと思っていたら、気づけば舞台製作のため大量の木材を切り出しそれらに釘やネジを打ち込んだり、宣伝用のチラシやポスター用のデータを作って入稿するために入念にチェックしたりと担当部署以外にも仕事を任されそれなりに忙しくはあったが、夢中になれるので苦ではなかった。

 役者の稽古時間と裏方の作業時間は被ることが多く、おっぱいちゃんと過ごせる時間は減ってしまった。もちろんそれ以外は一緒に帰ったり、本番が終わり片付けが終われば部室でそのまま雑魚寝したりとムフフなことも多々あるわけだが。楽しくも寂しくもあった。


     ○


 稽古の休憩時間、おっぱいちゃんから相談を受けた。とある男の先輩に言い寄られて困っているのだと。一度はちゃんと断ったのだがしつこく催促してくるらしい。ちなみに私もその先輩にセクハラまがいなことをされたが嫌悪した衝動でしず(舞台用の重り)を投げつけ彼の股間をしばらく機能不全にさせたのはここだけの話だ。

 この先輩はやはりそういうナンパ目的が第一でこのサークルにいるらしい。大学生なのでそういうことを批難するわけにはいかないが、真面目に演劇したい子がほとんどなのでこの先輩は部員の中でも浮いた存在になっていた。

 そんな話をしているとまさにその先輩がやってきた。おっぱいちゃんに対してどこどこのシーンについて細かい打ち合わせがしたいから来て欲しいと。そうやって建前をつけて呼び出し二人きりになる手口はバレバレで、おっぱいちゃんは緊張した面持ちで私に目配せした。

「それって四場の終わりあたりですよね? きっかけは演出と照明オペで決めて明日の稽古で確認するって段取りになってますけど」

「は? お前には関係ないだろ」

「私が今回の照明オペなんで」

 先輩がきつく睨んできた。内心怖いのだがここで退くわけにはいかない。この先輩は口だけはうまいのでまた別の言い訳を持ってくるに違いない。私は思わずおっぱいちゃんの左手を掴み突き上げた。

「あの! 私たち付き合ってるんで。バルス」

 こうかはいまひとつのようだ。先輩は呆れたのか顔を歪めて去っていった。そしておっぱいちゃんは大爆笑し始めた。私は戸惑うばかりだ。

「私の彼女イケメンすぎるんだけど」

「いいから、早く稽古場に戻ろう」

「……うん、ありがと」

 おっぱいちゃんも私も、つないだ手を離さぬまま歩き出した。

「彼氏とか作る気ないの?」

「恥ずかしいんだけど、正直まだそういうのよくわからないし」

「私も。モヤモヤはするけど」

「え、それはもう恋ですよ!」

「違う。ただの不整脈です」

「相手は誰だ! 白状しい」

「山中さわお」

「……誰?」

 私のおっぱいちゃんに対する不整脈は治りそうもなかった。


※後日談ではるがあのナンパ先輩について。我が部長の知り合いであるラグビー部一同に拉致され何か制裁のようなものを受けたらしく、学内に放置されているラブドールに一日中話しかけているのを目撃されたそうな。あくまで噂である。


     ○


 季節は一巡した。あっという間の一年間であった。環境の変化と新しい出会いは私を予期せぬものに変えさせてしまった。恋する乙女なんて少女漫画の中だけのものだと思っていたのに。

 幸せは誰かの不幸の上にしか成り立たない。そんなどこかで見たようなフレーズが私の心中をかき乱した。私のおっぱいちゃんに対する気持ちはどこへ収まるべきかが決まらずにフワフワしたままだった。きっとおっぱいちゃんには幸せになる可能性がありふれるほどあるはずなのに、自分がそれを全て奪ってしまっているのではないかと。永遠に増え続ける『もしも』に私は潰されそうだった。


     ○


 春の公演が終わり、演劇サークル一同で三条あたりに出向き打ち上げをした。ハメを外したおっぱいちゃんはべろんべろんに酔っ払い、二次会前に私とおっぱいちゃんは帰路についた。終電は過ぎており鴨川沿いを歩いて帰る。

 なかなかの時間をかけておっぱいちゃん宅に着いた。千鳥足のままフラフラとベッドに倒れこむ彼女にコップ一杯の水を渡す。彼女は一気に飲み干した。

「落ち着いた?」

「うむ。いつもすまないねえ」

「それは言わない約束」

 仰向けのおっぱいちゃんは無防備で、やや乱れた衣服の隙間から白い肌が露出する。これはあかんで! 私は間違いを犯す前にと帰り支度をした。

「どこ行くの? 帰っちゃやだ」

 甘ったるい猫なで声に呼吸困難になりかけた。そしてそんな目で見るな。私はおっぱいちゃんの柔らかい髪をわしゃわしゃと撫でた。今の自分にできる精一杯だ。

「また会えるでしょ」

「ん」

 おっぱいちゃんは私の背中に手を回し、意外とある力で私を抱きかかえたままベッドに引きずり込んだ。

「イケメン美人を捕まえたぞ」

「どちらも当てはまっておりませぬ」

「本を上下逆に持ってたのを指摘したときの焦り具合は最高に可愛かったですじゅるり」

「もう帰るからね」

 しかしおっぱいちゃんは離してくれなかった。自分の人生のピークとやらはここではなかろうか。もう死んでもいい。しかしずっとこうしているわけにもいかぬ。

「あの、離してくれないと、その、えろいことするぞ」

 自分なりに強気な発言をしたつもりだ。というか半ば本心である。

「やってみー」

 軽い冗談と思っているおっぱいちゃんを後悔させたく、彼女の手首を抑えて、私の右手の平は彼女の乳房を痛くない程度に掴んだ。

「お、おりゃー」

 いつもサークルの女友達とやっているようなノリだったはずだ。私自身初めておっぱいちゃんのおっぱいに触れて緊張で鼻血が出そうだった。

 彼女はいつもと違い、無言で体は動かさず、数秒こちらを見つめ、そして目をそらした。頬を真っ赤にするその表情がとても愛らしい。というかなんだその反応は。

「ちゃんと抵抗しないと一線を超えます」

 自分の声が震えているのがよくわかった。彼女は向き直り、目を閉じた。唇と唇を重ねて十数秒。その短い時間で彼女の幸せ全てを奪える気がした。このまま堕ちていくのか。

 体を離す。自分のしてしまったことの大きさに絶望する。これまではもう保てない。

「ごめんなさい。あなたには幸せになってほしいのに、甘えてしまって傷つけて。私のこと嫌いになってください。そしたら全部諦められます。さようなら」

 私は部屋を飛び出した。こういうとき悲劇のヒロインなら泣きながら走るところだけど、私はただただ自分の感情が静かに消えていくことだけを実感した。今までが異常だったんだ。元の生活に戻ろう。だって私はこの世の終わりまで独りで生きていけるのだから。


     ○


 まだ履修科目の変更が効く期間だったのが幸いだった。登録していた講義を変えて、電車通学もやめて自転車を買い、サークルも正式にやめた。直接部室には行けなかったので部長にこっそりと相談して話をつけてもらった。そして一ヶ月は大学には行かなかった。連絡もほとんど無視した。リセットするのにそんなに時間はかからなかった。

 アパートと大学を往復し、時々どこかへ出かけるだけの生活。もうおっぱいちゃんを探すことなく、人物リストも頻繁に更新されることはない。静かで穏やかで変なことに気を紛らわせることのない自分だけの時間だ。


     ○


 一瞬の油断であった。その日の授業は終わり、大学の駐輪場にて自転車のロックを外すと近くに猫がいた。よく構っているので今日も遊んでやろうと近づくと背後で音がする。誰かが私の自転車を盗んでいった。それはすごい速さと勢いで追いかける気力もなく、私はしばらく猫の額を撫で続けた。

 今日は電車で帰ろう。久々のワンマンカーは満席に近かった。たまたま空いている席に腰掛ける。遅れてきた乗客が駆け込んできた。おっぱいがすごい上下に揺れている。おっぱいちゃんのことを思い出す。というかおっぱいちゃんじゃないか。

「隣いいですか?」

 無言で頷く。電車は動き出す。おっぱいちゃんはしばらく話しかけてこなかった。

「あの、これから出町柳で降りてお芝居観に行くんですけど一緒に行きませんか? たぶん当日券あると思うし」

 無言で頷く。早く時間が経てばいい。


     ○


 芝居の内容はあまり覚えておらず、色んな人物が登場してそれぞれの人生が幸せだったのかどうかひたすら議論するみたいなことだったような気がする。

 終演後も私たちは無言で百万遍近くを歩いていた。時間もそこそこ遅く、酔っぱらいがよくわからないことを言いながら絡んできた。私は無視しようと歩を進める。するとおっぱいちゃんは私の手を掴んで突き上げた。

「私たち付き合ってるんで。バルス!」

 酔っ払いは目を押さえながらどこかへ去っていった。おっぱいちゃんは笑っている。

「一回コレ言ってみたかったんだ。気分いいもんだね」

 私は呆気にとられていた。

「今日のお芝居さ、なんかよくわからなかったけど幸せになることは全然いけないことじゃないじゃん? 犠牲とか代償とか考えだしたらキリないし。なんていうかその、うまく言えないんだけど。一緒に幸せになれる方法だってあるって、少なくとも私は本気で考えてます! だからなんだって話かもしれないけど、とりあえず今日は一緒に歩いて帰りませんか?」

 無言で頷く。

「あなたはまだ、この世の終わりまで独りで生きていける?」

 無言で頷く。……嘘です。ボロボロと泣きながら首を横に振る私はひどく惨めな姿なのだろう。それまでずっと抑えてきた感情が溢れ出してしまった。この手をもう離したくないのだ。

「おおヨシヨシ。帰ったら私の胸で思いっきり泣いていいからそれまではちょっと我慢してくれい。そうだ! ラーメン食べに行こう。ね?」

 何度も何度も頷いた。帰り道は長く、話す時間はまだまだあった。

 夢でもいい、醒めないで欲しい。とても素敵なお芝居を観ているときのように、私は彼女の手を強く握った。

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