概要
おっぱいちゃんのせいで、私は人間みたいになってしまったじゃないか
京都での大学生活を始めた私は、相変わらず他人と馴染めずにいた。
それでもふと見かける彼女に対して、気づけば目で追ってしまう。
いきなり話しかけたら絶対不審がられる……、絶対にバレないプチストーカーであろうと決意したのに、なんと彼女のほうから話しかけてきて――!?
それでもふと見かける彼女に対して、気づけば目で追ってしまう。
いきなり話しかけたら絶対不審がられる……、絶対にバレないプチストーカーであろうと決意したのに、なんと彼女のほうから話しかけてきて――!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!どうすればこんなにテンポよく書けるのか。嫉妬するほどステキな百合短編!
実のところ、私はこの小説を三周、いや今ので四周熟読している。
うまいのだ。もう妬ましいぐらいに。
どうすればこんなにテンポよく密度の濃い文章が書けるのだろう。しかも 、飽きさせないエンタメ的魅力を保ったまま。
ちくしょう、技法を盗めないかな。なんて下心まみれで再読してもやっぱり分からぬ。うますぎるな、これ。
そして、繰り返し読んでもやっぱり、ああ、この二人の可愛らしいやりとりに見とれてしまうのだ。
なんというステキで愛らしい百合。
そして、胸に染み入る二人の想い。
うん、すげえかわいい。
短い物語なのに、見事なほど多くの要素が凝縮され、大きなドラマを見終えたような読後感に…続きを読む