■■■■■■■■./??


□right now at this moment.

└your World.

 └your medium.


 aa-■ん…あ___■■p__。

 ¥

 no! くぁ.\:■■■■_________________ppp

 きぎぎ,l;@@@@;lpll@@sika■■れ黒。きゃ…ん、がkyooouUyouひ唖ME??

 ■■あ、あああ。n、んm、おっ、これだ。

 もうちょっと。あーー。こほん。

 あー。あーー、あーーー。

 これで、いいかな? 聞こえてる? 

 いや違うな、読めてる…かい? 

 んんん、割りいって? 割り込んで、かな? 

 ああ、すまないね、ああ、待って、待って、指を止めて、いかないで、ちょっと待ってくれ、君だ、君。

 君。

 あなた。

 今、画面を見ている君。

 画面じゃないかもしれないけど。とにかく

 「これ」を読んでくれている君だ。

 やっとだ、やっと君たちに繋がった。

 どこから来てくれた? TwiガグXア……ん? あぁ、そんな事はどうでもいいか。まず、ありがとう。

 やっと見つけれた、君を見つけることができた。

 いや、君に僕を見つけてもらったのかな。

 文法は、おかしくない、よね?

 多分きっと。こ、れは? 日、本…語だったかな? 

 これでいいよね? 大丈夫? 

 うん、大丈夫ってことで進めるね。

 此処から先、出来る限り伝わるように綴るけれど。読みにくいなって感じるかもしれない、ごめんね?


 申し訳ない、こっちも事情が事情でね、無茶苦茶な手段を取らざるおえなかったんだ。

 第四の壁って知っているかい?

 いやまぁそんなもの知らなくてもいい。

 そもそもこの概念がきちんと伝わるかどうかも怪しいし。

 あー、えっとね、君に。聞いてほしいことがある。

 その前に、だ。

 君は、映画を観るのは好きだろうか?

 音楽を聴くのは? 舞台は? 演劇は?

 ……本を読むのは、好きだろうか?

 物語は好きだろうか?

 こんなところにいるんだから、きっと好きなんだろうと、そう仮定して、話を進めさせてもらっていいかい?

 返答してくれたら嬉しいけれど。

 大丈夫、頭で思うだけで、心で想うだけで、その指を進めるだけで伝わるよ。



 ふふ。

 ありがとう。本当に。



 さて、さてさて。

 君は、大好きななにかが完結せず、もうそれが紡がれることはない、という場面に直面したことはあるかい?

 未完結で終わる。

 そんなことを、エターなる?

 だとか、エタってしまう、だとか、今の君たちはそう言うらしいね。え?今の子たちは言わない? 

 まあ良いじゃないか、そんな概念のお話だ。 

 どうだい?

 あぁそうだろう。勿論、経験しているよね。

 綺麗な綺麗な虹色の物語が、この世界にはこれでもかってぐらいに溢れている。

 そしてきっと、その幾倍以上に、結ばれることのなかったそれらは蔓延っている。

 色んなところに、至るところに。


 例えば、なにかに焦がれた子供は、躍起になって物語を創るだろう。


 しかし才覚もなければ他に興味も出る。それは静かに消えていく。


 例えば、物語半ば、人生半ばで創り手が夭折することもあるだろう。


 それは惜しまれながら、愛されながら、時を止めてしまう。


 例えば、集団で、協力して、手を取り合って束ねた企画が、交わる作品があった。

 ぶつかり合い、折衷出来ず。企画は企画で終わり、それぞれの胸中に仕舞われる。


 理由があって、続けれない。

 もう忙しい。

 あれは夢だと言い聞かせたり。

 それは上からの圧力。

 自分の作品なのに、自分の思うように育めない。

 むしろ誰かがそれを食おうとする。

 利用する。

 身体が動かない。

 上手く言語化出来ない。

 それを許せない。

 納得ができない。




 きっと様々な要因で、素晴らしいそれらは、結ばれることができなかった。

 また、それは世に生まれることなく、頭の中で、胸の中で、消えていく。

 それが生まれれば、それに触れれば人生の変わった誰かがいたかもしれないのに。

 それが誰かの心をひどく感動させ、立ち上がる力を授けたかもしれないのに。



 君は、どっちだろう。


 大好きななにかの最後が見れなかった?

 大好きなそれを途中で閉じてしまった?

 


 ……教えてくれて、ありがとう。


 そんな君たちに、そんな君たちだからこそ。

 聞いてほしいことがある。


 下法、外道であることは分かる。

 本来、こんなところに介在してはいけない。

 だが、どうしても私は、僕は。

 これを完結させたい。

 これで五度目、いや、もっとかな。

 恐らくこれが最後だと思う、何度もそう言ってきたけれど。

 でもね、ここで、ここで一つでも進めないと。

 全てが終わってしまう。

 それは駄目だ。それは、許せない。

 だからお願いだ、今、これを読んでいる君に。

 こんなところにいる君たちにこそ手伝ってほしい。


 一緒に、この物語を完結させてほしいんだ。


 どんな手を使ってもいい。

 なにか、なにか一つでも、どんな些細な事でも伝えてほしい。

 見てほしい。頼む。お願いだ。



 是非、最後まで一緒に旅をしよう。よかったら君の感性も貸してほしい。

 いや、ごめん、嘘をついた。よかったら、ではない。


 【きみたちのちからがひつようだ】


 一人一人、おしなべて、皆平等に。

 君も、君も君も、君も君も君も、みんなに言っている。


 辿れば、辿ってくれれば、いつかその意味を話せる時が来るから。

 今、これを読んでいる君よ。

 初めてこの物語を手に取ってくれた君よ。

 もう一度読み直してくれた君よ。

 そして、何か、何か一つでも手掛かりを、と何十回目、何百回目とここに来てくれた君よ。


 頼む、願ってくれ。


 きっと、こんなところにいる君たちなら。

 物語を辿るに連れ、こうなってほしい、ああなってほしい。救われてほしい、負けないでほしい、そっちに行ってはだめだ。こう行動するべきだ。

 と、強く思いを馳せてくれるだろう?

 それを、もっと強く、固く願ってほしい。

 意志の統一なんて出来るわけがないのは分かっている、そんなの構わない。頼む、頼む。

 勿論あなたがそうしてくれるだけで何よりも尊い奇跡だ。

 だが、我儘を言わせてほしい。

 広めてくれ、一人にでも多く。

 そんなツールが、あるのだろう?

 不格好でもいい、どんな方法でもいい、友達、家族、どんな繋がりでもいい、一人でも多くに、彼らの軌跡を伝えてほしい。

 今更恥なんてものはない。

 ずっと、ずっと足掻き続ける。

 君たちに見返りなんてものは何一つないかもしれないが。

 きっと、彼らの輝きはひどく美しいものであることを、約束する。絶対に。

 見てほしいんだ。

 透明よりも綺麗な、あの輝きを。

 


 長くなったね。

 申し訳ないが、ここからはじまる物語は、僕の主観が入り混じる。

 違和感を抱くかもしれない。

 不平等を感じるかもしれない。

 汚く、不快に思うかもしれない。


 それでも、ああ、それでも。もしよかったら__


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