真っ白な世界の中に入り込んだような気持ちになりました。――そしてその先にある幸せの瞬間ーーじんわりとあったかい気持ちになれる。そんな物語です。
相方から、ある日急に「マンガが描きたいからお話し書いて!」と言われて物語を書き始めました。 そんな始まりから、comicoのベストチャレンジで「エクスト…
雪景色や細かい描写がとても魅力的でした。短編で人、景色、心情を表現するのはとても困難なのですが、上手くまとまっています。全体的にもう少し冬の静寂感や透明感を出せるんじゃないかな、と惜しい気持ちもし…続きを読む
名も無き主人公の情景語りから始めるこのお話。だいぶ短めですが、数々に散らばる情報が色々な想像をかき立てる良いお話となっています。人によっては消化不良に感じるかもしれませんが、主人公の行く末に色々…続きを読む
徹底した白い描写だけが続くのに、なぜこんなに色んな色が浮かんで来るんだろう。その答えは最後の一行にある。思うに白という色は何色にも染まらない。しんしんと降り注ぐ雪も、自由に描ける真っ白なキャ…続きを読む
とても切なく悲しげな世界観を丁寧に描写してあり、美しさを感じました。 白という色がここまで悲しげに染まるものなのだな、と思いました。 だからこそ、それとは対照的に描かれたものの輝かしさもまた一…続きを読む
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