貴族の娘は翼を手にするのか

王道ど真ん中のストーリー。だからこそ、少女のおかれた環境と想いの丁寧な描写、加えて丁々発止のテンポの良い展開が、高い没入感をもたらし、気持ちのいい読後感に繋がっています。
短いお話のなかに、見所が詰められています。
あと、婚約相手である新興貴族氏名には笑いました。