設定とキャラクターがよく活かされた、ファンタジックミステリーな作品

数字のついた箱から怪物が現れるという設定に加え、物語中盤からミステリー要素も絡み、読ませる力の強い作品だとおもいました。
最後まで読んだ後に、もう一度キャラクターの言動を振り返ってみたくなります。
また、キャラクターと言えば、主人公のキャラクターはかなり珍しいタイプですが、その良さを引き出せる発想力に加え、六人ものヒロインを魅力的に描き分ける表現力は素晴らしいの一言に尽きます。

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