この身にツンデレを宿せるなら雛神様大歓迎です!

主人公アインの中に宿る雛神様。
一蓮托生な関係だからこそ生まれるツンとデレがとても良いです。

共に生きる道があるかもしれないことをにおわせながら、二人で戦っていくその後を想像させる。
エピソード以降のデレが想像できて素敵です。

雛神様は母神様によって宿る相手を決められるから、アインに対しての『ツン』その理由も想像できてツンのバックボーンがしっかりできていると感じます。

オリジナルっぽい用語も出てきたので言わせてもらうと、これ短編で終わらせるのちょっともったいないくらい面白いですね。

アインの雛神様にも名前を与えて、その名前は誰が決めたのかとか、主人公が決めるのならそういうシーンも書いてほしい、読んでみたいです。

アインに恋を寄せる相手が出て来て雛神様がそれに対してやきもちやいたり「今更普通の女に恋しても~」的な、一蓮托生のゆえの関係――ツンデレを見たいと思える作品でした!

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