ベースその2 小麦粉を集めて
人間の本能は、闘争と逃走だ。
四半世紀ほど前にロンドンのセレブどもの間で流行った
闘争と逃走。確かに言い得て妙だと思う。
音も光も匂いもない想像の中へ潜り込み、自分の失敗と想定すべき今後の展開をめまぐるしく計算するのはやめて、俺様は漂っていた無の
拘留された取調室の照明は目が潰れるほど白々として明るく、下手くそな米語もどきの英語を話す日本人警察官との会話に耐え、部屋中に振りまかれた鼻が曲がるほどの消臭剤の微香に包まれて、俺様は───フランシス=クランプトンは瞑目している。
ここは、東の最果てにある島国だ。その名はニホン。国名の由来は、陽の昇る場所という意味だった…そう、かつて教えられた…。
そしてこのビルディングはケイシチョウだ。ニホンの首都・東京の中央区に移設された、この国の警察権力の象徴であり牙城でもある。
地上50階地下15階建ての巨大ビルの地下4階のエレベーターから一番遠い取調室。
人知れぬ監獄も備えている施設の中で、ここらは国際的に取り扱いに苦慮する犯罪者、もしくは罪状の複雑な者が拘留されるエリア───だ。
なるほど、『
あとは俺様の目論見どおりの人物がことに当たってくれればいいのだが───
俺様を逮捕したあの女警官は───まだほんのガキ娘に見えたが───ここに来るだろうか?
それにしても勿体ないことをした。肌の匂いを確認をする前に、ものすごく汗臭い男の警官共に取り押さえられてしまい、何もできなかった。なかなかいないタイプの人間の体臭は間近に嗅いで、脳の標本棚の奥にしまっておきたいものだ。
先程まで目前のパイプ椅子に腰掛け、
願ったり叶ったりだ。地位が高くなればなるほどやりやすい。たとい望んでいたほどの能力はなくとも、それが
俺様は自分を信じている。これまでもずっとそうだった。
闘争も逃走も、その自信を盾にし槍としてこれまでやってきた。ギリギリの綱渡り、のるかそるかの重大な決定を託すには、己が己の直感を何よりも信頼していなければならないのだ。
さぁ、来い。そのドアの向こうから。
どんな奴が相手だろうと俺様が操ってやる。ここからは俺様の反撃の番だ。
総てはあの子のために─────
嗅覚に比べたら頼りない一般人並みの俺様の聴覚に、廊下を蹴る革靴二足におそらくパンプス、合計三つの足音が聞こえてきた。「逮捕時、被疑者は爆発物はおろか武器もパスポートも宿泊先を辿れるものも所持してはおりませんでした。新宿駅の防犯カメラに映っておりました画像から、どうやらロッカーに一切合切を…」
「はいはい全部言わなくてもそこまでで充分です
早口で繰り出される日本語の内容はうまく聞き取れない。だが、これは、このところどころ妙に鼻にかかるフランス人みたいな発声───鼻濁音。ある意味では正確な標準日本語話者の証───は、間違いない。
あの小娘だ。
この俺様を、ヨーロッパから北南米までを震撼させた爆弾狂フランシス=クランプトン様を、一般大衆の面前で無様に
あの娘、俺の正体を暴いた時、恍惚としてやがった。あれは普通じゃない。まるでドラッグをしこたま喰らった常習者のような───
さてどんな登場をキメるのかな。ドアを蹴開けるだろうか。しずしずと押して隙間から伺うのか。それとも…
「のょーん」
宇宙船の着陸音。俺様が耳で確認したのはそれとしか形容のできない構音だった。
それに次いでぶん殴られたのと同じぐらいの衝撃をくらって、俺様は鼻梁を押さえるや椅子ごと床を蹴るようにして
「あれ、好物でしょ?」
謎の効果音とともに先に入室してきたのは、パレードで俺様に果敢にも単独トライをかましてきた小娘の方だった。
着ぐるみを脱いでお菓子のような色彩の、おもちゃみたいな布地とデザインの洋服に身を包んだ娘。腰までたぎり落ちた波打つ亜麻色の髪は、照明の当たり具合では金髪かと思える。
顔立ちも手足の均整も、西洋人…正しくはアングロサクソンとの
そして次に、俺様に臭いのパンチを食らわしてきた山盛りのケバブ───中近東発祥のファストフード───を、豊かな胸の前に捧げ持つようにして入室してきたのは、記憶が確かならばその小娘の後に付き従っていた女の警官だ。
逮捕されたときにチラッと見ていたが、昏倒したらしい小娘のほうを介抱するためにか着ぐるみを
こちらはかっちりとしたパンツスーツに黒髪をうなじの後ろに鞭のように束ね、いかにもアジア人の凜とした美しさを備えている。化粧っ気ない肌の色は陽にさらされてきたのだろう、健康的に浅黒い。隣にいる小娘の色の白さと
「どうかなこれ。パキスタン出身の店主が売りの、麻布の人気店から取り寄せたんだけど」
小娘の声に合わせるように、大きい娘のほうがデスクにトレイをデンと置く。
私は奇異なものを目にするように…いやまさに奇異なものを眼前にして言葉を吟味する。そのわずかな沈黙に苛ついた大きい娘が言った。
「だから注意したじゃないか璐美、大昔のテレビドラマじゃあるまいし、犯人の故郷の味で懐柔するなど効果は望めないと」
「え〜そっかにゃ〜?ね、どどど?フランシスさん、これ好きじゃない〜?古き良き下町のロンドンっ子ならここはフィッシュ&チップスだろーけどぉ〜、貴方は移民の多い、てゆーかいまや中近東からの移民だらけのキングスクロス出身でしょ〜?よく食べてたんじゃな〜い〜?」
私は瞑目する。鼻腔を通り抜ける空気から香辛料と脂と焦げたタンパク質の臭いを濾し取って、嗅球から扁桃体へ情報が流れ込む。
ああ、瞼の裏に記憶が満ちてゆく。小便と安タバコの撒き散らされた路地裏、カビ臭い服を着た住人の喧騒、アラブ料理の油と中華料理のニンニクの染み込んだ空気。
俺様の育ったロンドンの腸。腐りかけと、これから腐る予定と、既に腐ってしまった人間たちの居場所…キングスクロスの町並みだ。
「あ。黙っちゃった。もぉ〜
昴という黒髪の方は片眉を上げて反論する。
「いや私はそんなつもりはない、というかもとより犯人の機嫌と私は関係ないだろう?」
「分かった。胸見せよ」
「……は?」
「だから胸を見せたげて。早く。迅速に。
「あ、あれはそんな効果を狙ってやったものではない!!事故だ事故!!忌まわしい偶然の結果だ!!断るぞ路美、いくら上官命令だからってそんな」
慌てふためいている背の高い方の娘。その束ねた長髪が、びしりびしりと宙を打つ。
「…俺様に色仕掛けは通用せんよ」
昴と呼ばれた方の顔がショックを貼り付けて固まる。璐美の方はぷくー、と両の頬に空気をいっぱいに入れてウサギのようなふくれっ面になる。
「予想ハズれた!も〜!…あ、おじさんもしかして、こっちだったとか?」
指と手先の組み合わせでB.Lと示す。これはなんの意味だか判らないが、とりあえず首を振っておく。でないとなんだか背筋がこそばゆくなりそうな嫌な予感がしたからだ。
「それよりも…ロミってったかな、お嬢さん?」
「はいにゃ」
「あんたはどうして知ってる?俺様の出身も故郷の味も、ニューヨークで根城にしてる馴染みのパブの店主だって知らねえ筈なんだがな。どうやって調べたんだい」
「むふえっへん!」なりは小さいが形の良いバスト(ゴスロリ趣味の変てこりんな服に包まれてはいるが)を張ってロミは「璐美に知らないことはないよ!」と言う。
「ま、そんなことよりおひとつどうぞ。ここは腹ごしらえしてからで、どうかにゃー?」
「おい璐美!被疑者への供与はもうこの際くどくど論じないが、せめて尋問の後に、というかその前に訊きたいことがあるだろう⁉︎」
「だーって終わりの時には冷え冷えになっちゃうじゃない!そんなの勿体ないでしょー?昴ちゃんて食べ物を大事にしない主義?」
「いやそうじゃないが…」
じゃあ、いーじゃない!と紙に包まれた焼き羊肉のサンドをこちらに渡す。その手つきに緊張もためらいも見られず、俺は嘲笑したところか感心すべきかを迷った。
「ほら、召し上がれ!出身とかそんなの璐美は気にしないからにゃ」
「あんたはいいだろうが俺様は気になる。自分の些細な情報までどうして持ってるのか分からねえと、どうにも…ケツが痒くなる
「あそ。めんどいにゃ〜」
「いや不気味というならばそちらだろう、クランプトンさ…クランプトン」
俺様とロミ嬢の会話を遮って、スバル嬢が問い
とりあえずケバブを口に運ぶ。旨い。旨いのだが。
「……残念ながら俺様の郷愁の念を呼び覚ますほどじゃあねえなぁ」
「ありま、そーだった?」
よくよく見れば、ロミの大きな瞳の下には墨でも塗ったような隈がある。幼い顔立ちに未熟な舌足らずの口調の彼女に、睡眠不足を如実に語る刻印はなんとも不釣り合いな印象を与えていた。
「キングスクロスのアラブ街よりゃ味が良すぎるんだ。たぶん素材がいいんだろうな。スパイスもふんだんに利いてる…けどな」残さず食べ尽くし、掌を叩きあわせてパン屑を散らす。「この国ならではの豊かさが鼻につく。贅沢だからいいってわけじゃないんだ、こういう食い物はな」
「それよりもだ!クランプトン!!」
黒髪のスバルがデスクを拳で打つ。───ま、こうじゃなくちゃな。
「まずはじめに答えてもらおう。どうして貴方はそこまで流暢な日本語が操れるんだ?
そう、先程から俺は日本語、トウキョウベンしか喋っていない。取り調べでもそんな素振りを見せなかったから、突然訛りなく淀みもせずすらすらと話されて相当不気味に思っているのだろう。
ロミの方はいかにも退屈然として、相棒の噴火に水を差す。
「え〜だって〜、言葉ぐらい簡単じゃない、覚えるの〜?クランプトンさんが日本語しゃべってどっか変?」
「…お前はこれだからなぁ…いつまでもズレたところが直らない」
黒髪のほうの娘は、腰と額とに手を当てて、床をも突き抜けそうな溜息を吐く。
「俺様が日本語を流暢に話せる理由は単純だ。教えてくれたのが教育による日本語の普及にすこぶる熱心な日本人の教師だったからさ」
「教師?貴方は、日本で学んだことがあったのか?」
「ま、そんなことはこの際どうでもいいんだろう。それよりも、この食い切れないほどのケバブは、俺様のもう一つの特技も警戒してのことなのかい」
亜麻色の巻き毛、光線の角度によってはハニーブロンドに見える髪の娘がにいと笑った。よこしまな、と言っても過言ではない背中に鳥肌が立つような表情。それは魔妖精の微笑み。
「璐美、何から何まで嗅ぎ当てられるの好きじゃないんだよにー。そんなの彼氏にだってされたくないの。キモいし」
「ん、それはなんのことだ璐美。何について言っている?」
仕事上だけではなくおそらくプライベートでも親しいのであろうスバルの知らぬげなそぶりに、ロミは片目をつぶって微笑む。
「このおじさん凄いんだよ。なんでも嗅ぎ当てちゃうの。良かったね、璐美がちゃあんと対策立てといてさ」
またもや頭の上に疑問符を浮かべている昴に、俺は自慢にしている自分の鼻───高さは人並み、ややアジアめいた鷲っ鼻───を指差す。
「火薬を扱うのには目も手先の器用さも重要だが、それ以上に
風向きや湿気の具合、場所の気密性にもよるが、俺の半径(最大)50メートルにあるものならば、大体の物質構成を言い当てることができる。
この事実を端的に告げるや、スバルは本能的に飛びすさり、全身から警戒のホルモン臭を漂わせる。ロミの方には…なんと!変化なしだ。
「正しい反応だな。つまり、そういうことだ」
「分かるのか…人間の体臭までもが」さらににほあとじさる。「この距離で」
「分かるというか、『解る』という方が近いかな。単純な状況や環境、付属物の有無…それに付随して感情や身体の動きが判るだけさ」
人間の嗅覚は犬の何百万分の一。それは有名な事実だが、インパクトの強すぎる演出が些細なサジェスチョンを覆い隠すように、それにより大多数の者は一部の真実を見逃してしまっている。
人間は、この地球にはびこり繁栄するために、その生活における思考を遅滞なく過誤なく綿密にすることを優先してきた。環境への適応、というやつだ。
そしてそれを邪魔する要素である嗅覚を、その本来の実力を、長い歴史の中であらかた封印してしまっているのだ。…おそらくこの感覚が原始的で強力、かつ記憶の回路に関連しており思考能力をかき混ぜてしまうからなのだろう。文化文明の発展に全力をそそぎこむために、原始的な長所を鈍らせてきたといえる。
とまぁ、これは一般の奴らの話で。
俺様はそうじゃないんだなぁ。
オムツもはかされなかった遺棄児の頃から、闘争と逃走とが総てだった。生き残るためには廃棄されるファストフードやレストランのごみ箱の残飯の鮮度も、待ち合わせに通された部屋の壁紙から拭い去られた硝煙や血の匂いの生々しさも、警察官やマフィアに特有の仄かな体臭も猛犬の獣の気配も、全身の感覚器を総動員してとらえねばならなかった。それらは警戒を怠れば、即座に自由や安全を脅かされかねないものだった。
だから俺は『嗅ぎ取る』ことに磨きをかけてきた。俺様の身の安全は、この鼻ひとつにかかっていたのだ。
そしてついにはその感覚は常人の可能域を遥かに凌駕し、
「…なるほど。火薬の調合師に加えて調香師の才能もあるのか。……香水職人の弟子にでもなればさぞや喜ばれたろうに」
「上下関係とか堅苦しいのは苦手なんだ」人を使うのは面倒臭い。使われるのはもっと煩わしい。「肉と香辛料の匂いが邪魔さえしなきゃ、お嬢さんがたのボディのことはなんでも言い当てられるぜ。メンスの頃合いに処女非処女、経験人数まで包み隠さず当ててみせたんだがな」
マッチを擦るかのごとくに「ぼわっ」と昴の顔が火照った。
「きっき、貴様!おかしなことを言うな!」
「冗談だ」
「む…そうか」
「その慌て方からしてお嬢さんが生娘だってことは嗅がなくても解るしな」
「あやや、ご明察だにー」
「う、うるさいぞ璐美!…しかしこれからはそういった冗談も控えてもらおう。大量殺人を巻き起こしかねない爆破事件の犯人として、これから尋問を」
「でも大体のことは、もう分かってるんだけどにー」
茶々を入れてきた璐美に、昴は公園で平穏な陽だまりにうずくまる鳩が一斉に飛び立つような殺気のある視線を向けた。
「おじさんがあそこにいたのは爆弾の爆発の成否を実際に見ておくためでー、そのために用意した偽造パスポートは上海経由で同じく上海の汚職領事館員が発行したものでー、璐美の買った飛行船を狙ったのはあれが一番舞台映えがするからでー、えーと…あとはまぁ諸々だにー」
璐美がパンパンと手を叩く。と、忠実な執事のように警官が二名現れて、全自動化された現象のようにテーブルに緑茶と茶菓子までも舞い降りた。これにケバブの皿を加えて卓上はほぼ満席である。
「パレードに紛れ込んだり爆弾を仕掛けたりしたのは専用の
璐美はアイドルそのものの格好で、片肘をテーブルにつきその手に顎を預けたこれまたアイドル的なポーズでずずいと迫ってきた。
「どうして
問うてきた質問のあまりの意外さに、思わず俺様も押し黙る。
昴が、こちらは何を今更そんなことを、当然のことだろうがと嘆息する。
「いいか璐美。このクランプトンは爆弾狂なんだぞ。それに理由が必要か?」
「昴ちゃん。おじさんが『狂』と呼ばれて『魔』と呼ばれない理由を知ってる?」
「う…それは……」
可愛らしい魔女のようなメイクの下から、璐美の瞳ばかりがキラキラと俺様を射る。
「おじさんは悪魔的で天才的な爆破技術を持ってる。作品を創るだけじゃなくて、ちゃんとプロデュースする能力もあるってこと。ついでに自分の逃げ方も隠れ方も完璧。対象にしてきたのは権威とか信仰とか損益とかにこだわらない、無差別で凶悪なものだったよにー。だけど、意識的に人を殺すために爆弾を使用したことはない。これまでのうちで犠牲者らしい犠牲者っていえばぁ、ニューオーリンズの大学生がYouTubeに爆破が予告通り行われるのか中継動画を上げようとして、早とちりでとった間抜けな行動で足を折っちゃったことだけ…」
長い自身の科白に飽いたらしく、ここでサンドを一つ、細い指でつまむように持つ。
「目的と手段の価値が逆転してるんだよに。おじさんにとっては『爆弾を爆発させる』ことが
璐美は戯れにサンドをひと口齧って大仰に「うぇぇ味が濃ゆいぃ」と顔をしかめた。
「それはこれまで誰もが予想してきた内容だ。本当のことでもある」
璐美は手にしたケバブをポイと壁に投げ、「こらっ、食べ物を粗末になど!」とスバルがキャッチする。
爆弾を使って何かを破壊したり誰かを殺したいわけではない。爆弾とはそれこそにきちんと意味がある。それをこそ活かさなければならない───と、いうのが俺様の矜持だ。
「一体璐美達に誰を探させたいの?」
俺様は顔の前で両手の指の腹を合わせた。口角が持ち上がり自然と歯並びがこぼれていくのを禁じえない。スバルはそれを見て更に一歩あとじさる。俺の歯を見て産みの母親さえもが棄児を決意した。
「妖精の取り替え児」───人間離れしたゾロリと並ぶ牙。生まれつき、鮫のように尖った歯なのだ。
普段なら他人に見せない獣の笑みを、この極端にタイプの異なる麗しの娘らには見せたくなったのだ。
「正解だ…脱帽しよう」
この生徒は、非常に優秀であるらしい。
私の鼻先で、緑茶の湯呑みが湯気を芳しくくゆらす。
「どんな探偵にも、公的機関にも依頼は見込めない。よって、他でもないお嬢さん方に頼みたい。…そう、君らを見込んで、だ」
璐美が早く早くとせがむように肩を上下させ、スバルは壁際で唾を飲みケバブを握りつぶす。
「
トッケイ!~特殊警備課の事件記録~ 鱗青 @ringsei
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