おもしろいひとをみつけた。
いやあの、「やーこ」さんという作家さんなのです。何がどう面白いかといえば、その独特な書き殴りつつデッサンのとれた文体…かな?
はじめて拝見したのは「飲み物で死にかけた話」。最初読んでいた男なのか女なのか想像して、男ならトイレのあそこを「個室」とは呼ばないよな、とか喉にカバオを「抱えて」とか言わないよな…とそれらしき認プロをかましつつ気がついたらPCの前で爆笑していました。
あまりここであらすじを書いてしまうとネタバレになるので書きませんが、個人的に好きなのは『サイ○○○』な彼です。
やーこさんの体験そのものは、おそらくちょっと体当たり的に生きている人なら稀に行き合うかな?(なんともいえない)ものなのですが、その味付けがこう…ね。いいわけですよ。
なんなら、勉強させて頂きたいわけです。
そのへんは今後のりんせいの頑張り次第なのですが、今回は純粋に爆笑させて頂きました。
モニターの前で文字通り腹筋が割れるほど震え、涙し、呼吸困難に陥るくらい笑いました。
ここで悲劇は起こったのです。
やーこさんのくだんのブログタイトルが『飲み物で死にかけた話』。
鱗青はその時、なんら構えることなく珈琲を啜りつつ拝読していたのですが。
ここまで書けば半分はお分かりでしょう。そう、熱々な珈琲が気管にダイレクトエントリーしてきたのです。
呼吸困難です。脳裏によぎるのは「某にゃくゼリーが喉に詰まってお年寄りが…」の昔たまにあった事故のニューステロップ。いや鱗青はまだお爺ちゃんじゃないですけれども。
鱗青(の気管)が珈琲な水滴と闘った正確な時間は僅かなものでしたが、体感三十分はありました。
今回の学びは「飲み物で死にかけた話で死にかけてはいけない」ということでしょう。
皆さんも、面白い文章を書かれる方のブログなどを読まれる際には、飲み物をまず手放して、モニターから離れて、猫や犬が驚かないよう配慮することをお勧めします。
いやー、やーこさん凄いな…