針を刺そう刺そうとするじれったさが続いたかと思うと、ラストは風船に針を刺したかのように一瞬で終わってしまう。そんな恐怖を味わいました。
はじめまして。 雹月あさみ(ひょうげつあさみ)です。 主なカクカク作品リストです。 ◆『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説』 ・2019年1月31日書…
何度となく期待させ、何度となくじれじれさせ、そしてあっさりと、それでいて軽妙シュールなこのラスト。
盛り上げて落とし、また盛り上げて落とし。小ネタを一つのラインにつなげて物語にすると言うこの形式は、テンポと毎回の「くすりと笑える」ちょうど良さがキモだと思うが、この小説はそこが上手く作られている。…続きを読む
こういうのをうまい小説というのだ。こうなれば面白いのにという想像の先を行くアイディア。そこに軽々と読者を連れて行く筆力。こんなに短いのに、いや短いからこそ、そして短くしたことが、この面白さを生み出し…続きを読む
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