概要
2036年、人類は夢をみなくなる
『2036年、人類は夢を見なくなる』
2000年、とあるアメリカの大手掲示板に『未来から来た』と名乗る人物によって書き込まれたとされるその一言は、何者かに隠蔽され誰の目にも触れることなく膨大なその他の書き込みによって埋もれていった。
2036年、人類は夢を見ることができなくなったというニュースが世界中を駆け巡った。
それから三年程経ったある日、日本のとある企業がボトムアップ型の完全なる人工知能を開発したと発表した。
その発表は世界中を驚愕させ、完全なる人工知能を売って欲しいと国家、企業を問わず、様々な交渉が行われた。
誰との交渉も行わない開発者に不満が募っていく最中、開発者である男が記者会見を行った。
そして男はこう宣言した。
『人類を夢の世界へ招待し
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