深夜の魔法少女アニメなら……魔法少姫(プリンセス)ファジーだろ!!

かつて深夜に放送されていた、魔法少女アニメのDVDを見ていたら三次元の彼女が魔法少女になっちゃた!?
おいおい、脳の具合は大丈夫か?

思わず、そんな心配をしてしまう今作だが、さすがにマミったりはしないので安心して読める作品に仕上がっている。

作中でもっともインパクトが強いキャラは、やはり大学の同級生、興梠の存在。炸裂する日朝トークにニヤリとさせられることは間違いない。
そうかと思うと、お約束のやけに作画のいい水着回やら、彼女である清夏との出会いをアニメに重ねてしまったりなどの小ネタも面白い。

平凡な大学生活に飽きた、そこのキミ!!
この小説をぜひ読んでみるといいのではないかね!