バラバラだった音は、やがて力強いハーモニーを奏でる

暗黒の小学校時代を送った少年少女は、中学生のときに一つの行動を取る。この出来事は、逆転劇が終わりではなく始まりに過ぎないことを示していた。別々の高校に進学した彼らを待ち受けるものとは……

キャッチコピーの重さに逃げず、まずは第2話まで読んでほしい。
つらい体験をした四人が音楽に触れて、少しずつ変わりゆく過程に胸が熱くなる。
手を貸す人々の存在によって、青春が鮮やかに彩られるところも見所だ。

「お前のそのかっこ悪い前髪が、かっこ悪くおでこに張り付いてるのが、かっこいいんだ!」
私はこの台詞が一番好きですが、ほかにも心に残るフレーズはたくさんあります。応援したいときや諭したいときに参考にしたいと思わされました。

歌詞にのせる思いや4LIVEに込められた意味にも魅せられます。年齢関係なく、青春の甘味と苦味を楽しんでください。