概要
童形の御子神を祀る若宮信仰はどのようにして生まれたのか
童形の御子神を祭神とする若宮信仰は平安時代に発生し中世には武家にまで広く伝播した。若宮信仰は母子神や御子神を祭神とするため、その性質が清和天皇の幼少即位と藤原良房の権力強化のために政治的に利用された可能性がある。また若宮信仰は稲荷の童形神や聖徳太子信仰、寺院の稚児信仰など神仏両面に影響を与えた。本稿では若宮信仰の起源を石清水八幡宮と春日大社それぞれの若宮の起源の相違から考察する。
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