なんとか決められた期間内に完結させました、「ケダモノガカリ」。
正直ちょっと辛かったです。
一応プロット的なアウトラインは決めてあったんですが、いつものぼくのスタイルで、細かいことは全く決まっていませんでした。え? 大吉和尚の正体? 第二話を書いている段階では、想像もしてませんでした、あんなオチ。
小説書くのは楽しいけど、プロット作るのは苦痛でしかありませんから。
一応書き始めた辺りの予定では、十二支徒を倒して終了だったんですが、人に害をなすカズマ因子と、対立する九十九ドライブということで、これは地球環境に害を成すという設定にしようとか考えて、じゃあオチをもう一段増やして……、ああなりました。ただし、ラスボスは変えてないので、さらのもう一段オチがついた形でしょうか。
という経緯で、鵺ブラスターは「カズマ因子を破壊する武器」という設定が、「カズマ因子を使って九十九ドライブを破壊する武器」という、当初の予定とは全く逆の設定に。
以前に「フェルミオン・サーキット」を書いたときも、行き当たりばったりなスタイルで執筆して酷いめに合ったのに、性懲りもなくもう一度やりました。もうしません。つぎからは、ちゃんと話考えて書きます。
あと、流れ的に書きたくて、書けなかったエピソードが、虎之介の結婚。
「笠森お仙」という明和三大美人の伝説的看板娘がいて、これがお狂ちゃんのモデルなんですが、ある日突然、御庭番のお侍と結婚して姿を消してしまうんです。このエピソードを間に挟もうかと思ったんですが、カズマ因子だ九十九ドライブだと騒いでいる段階で祝言とか上げてられないなと、断念。
結婚してなかったために、ラストはああいったオチになりました。
黄道十二宮も、とにかく一日二日で全員の設定決めているんで、名前が大変。下の名前は、白羊宮とかから宮だけとって使用。あとは半分くらいは「超星神グランセイザー」から流用してますが、つかえない物も多い。早乙女処女とか、そんな名前ねえだろう。が、計屋天秤はかなり強引。「パリコレ間に合わねえーよ」。
余談ですが、12星座の山羊座って、本来は山羊じゃないんですってね。12宮の磨羯宮は磨羯魚という架空の生物だそうな。で、山羊座は、上半身が山羊で下半身が魚。へー、そーなんだー。
なんにしろ、とりあえず、次はちゃんと書きます(笑)。
とりあえず、しばらくは人の作品読んで、書く方はスローペースで。
ただし、書くのが大好きなんで、今日1日書かないだけですでに禁断症状がでてます。いまの気分ではコメディーとか書きたいんですが、やはり次は、途中で放置している「ブゲイジャー2」か?
ま、夏ですし、人の作品でも読みながら、ゆっくり考えます。