斬九露が作り出した亜空間。
（ガルヴァリア？知らない知らない）
見た目だけは本物の世界と何も変わらないが、生物は存在しない。
コンパス、座標も意味をなさない。
仏界の一つと考察（神子）されていたが違う。
時は止まっており、時が流れていた世界にいた生物がはいると、
生物の感じる時間だけ流れ続ける。
（肉体時間は止まる）
幻想郷以上に、停滞した空間と言える
過去の全ての場所を映し出すため、
入った者によって景色が変わる。
斬九露の思い通りになる世界でもあり、
ここで起こったことはなかったことになる（記憶を除いて）
ありとあらゆる場所に通じており、
その大きさは宇宙よりも広い。
別次元の世界だろうが仏界だろうが地獄だろうが精神世界だろうが
夢の世界だろうが亜空間のマイナス座標に記録されている。
そらを観測し、データを送っているのがフィリアであり、
空間操作をもつフィリアはこれで働いている。
斬九露は今まで式神にやらせていたが、
効率が良いため、フィリアにやらせている。
亜空間を通れば、誰でも好きな場所に行ける。
要するに擬似どこでもドア。
しかしマイナス座標を覚えなければ転移はできず、
何より亜空間の扉を操作できるのは
斬九露と摩多羅 隠岐奈 だけであり、
摩多羅 隠岐奈の場合、極限まで集中しないといけないため、
実質斬九露の固有世界。
現世には存在しない座標もあり、
そこには斬九露の武器や兵器、建物、消えた文明の遺産、
異世界の書物、大陸ごと持ってきた遺産、
無限のエネルギーを供給できる遺物、
自動斬式人形の試作品、
膨大な記録などが安地されている。
もしそこに辿り着き、それらを全て持って帰れたのなら、
その者は莫大すぎる金と力を手に入れるだろう。