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2023/04/28 何とか退院

本日、病院から生きて帰宅できた。18日ぶりの帰宅である。
お世話になった医師や看護師を始めとする病院スタッフの皆様のご尽力には
まったくもって感謝の言葉もない。

しかしその上であえて申し上げさせていただければ、二度目はない。
もし将来、今回と同じような治療を受けねばならない事態が発生した場合、
私は治療を拒否するかも知れない。
そのくらい今回の入院はツラかった。キツかった。
人生でこんな思いをするのは一度でいい。

まあその辺の顛末はまた文章にまとめたいとは思っているのだが、
とりあえず今日ではない。今日はもう書かない。無理だ。体力がない。

とにかく帰宅してからこっち、飯を作るのも重労働なら食うのも重労働、
食後の洗い物や明日の朝の準備など何かの刑罰かと思うほどである。
入院前はこれらをすべて当たり前のようにこなしていたなど信じられない。
何とこの世は苦痛に満ちていることか。

おまけに首も回らなければ口も大きく開かない。
口の奥にはガーゼを詰められ、週に一回交換しなければならないという。
あれだけの大変な思いをした結果、
できないことばかり増えてできることが減ってしまった。
何ともかんとも。

死ぬよりツラいなどという言葉は軽々に発するものではないのだろうが、
今回の入院ではそれを味わった。
ホント、ガンになどなるものではないな。

まあそれでも当面は生き長らえたのだ。
ガンが治ったかどうかはまだ不明ではあるものの、
とりあえず得た時間はできるだけ有効に使いたいところ。

そうそう、江戸川乱歩賞の一次選考は来月初めにも発表されるはずなのだが、
この時期まで何の連絡もないのを見ると通過しなかったのだろう。
またネットに上げるしかないか。
しかしそれもまた今日ではない。
今日の分の体力はもはや使い果たしてしまった。

何かしようと立ち上がるたび、頭がクラクラする。
元々ポンコツだったのに、さらに一層ポンコツ具合が増し増し。
いったい何のために生き残ったのかわからなくなりそうだ。
てなことを言いながら、それでも生きることは尊いと思っているのだけれど。

4件のコメント

  • とりあえず生きてる事に感謝しましょう^_^。そのうち見舞いがてら遊びに行くので(遊びがてら見舞いかな?)よろしくねー。
  • 感謝はしてるんですがねえ、その感謝がどっかに行ってしまうくらいクッタクタです。明日からどうしたものかと。
  • 退院おめでとうございます。これから少しずつ出来る事が増えていきますように。生き延びられた事に幸せを感じられるようになる日が早く来る事を願っております。
  • にゃべ♪さん、ありがとうございます。いまはとにかく普通のことが普通にできるようになる日を夢見ている次第です。
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