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冷却。

微熱は冷め始め、夢は終わろうという気配を見せ始めています。
まだ目を覚ますつもりはありませんが、時機にこの夢も終わることでしょう。
塵労への適応は、人間の感性を殺してゆきます。美を求める、最も崇高なそれでさえ、無価値な塵の山で埋めていくのです。
ああ、恐ろしい。私は私の、感性の喪失こそ最も恐れるものだったというのに。

それでは、また。
いずれと書けるうちは、まだ夢も続きましょう。…

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