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「黒い薔薇」連作に関して

連作、と書きましたが、一作品目は結構前の拙作になります。『黒い薔薇のある静物画』と最新作『黒い薔薇のある永遠』を連作と称することししました。
何でかと言いますと、登場する女性が同一人物であること、双方とも実際に私が見た夢を原作とすること、が共通しているからです。

個人的にこの連作は大変気に入っています。それは拙作としての完成度という意味ではなく、私個人の内面、核の一部の表出として非常に意味深いものだと捉えているからです。
時に『黒い薔薇のある永遠』に関しては、文章化するにあたって極力脚色を加えていません。故にあの短さ、そして淡々とした調子になった次第です。

連作と称しましたのも、これはいずれまた、同じ人の夢を見るだろうと私が確信めいたものを持っているからです。その時は、また『黒い薔薇』として書くでしょう。それがいつかはわかりません。確信していると言っても、実際に夢に出てきてくれるかは未知数です。
ですが、私は彼女に会いたいと、強く惹かれています。その惹かれるに含まれる意味に関しましては、拙作をお読みいただければ感じるものがあるかと。

少々特殊なとのとなりましたので、近況ノートにその旨投稿しました。
ではまた、いずれ。彼女、つまるところ私の死神を携えてお会いするときもあるでしょう。

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