• 歴史・時代・伝奇
  • 現代ファンタジー

【出版発表】メディアワークス文庫より「後宮食医の薬膳帖」が出版されます

日頃から後宮食医の薬膳帖を愛読くださっている皆様がたに心より御礼申しあげます。
 
まずは、一期完結のご挨拶から。
6月3日をもって、第五部の連載が終了し、第一期完結となりました。
連載を開始したのが2022年06月03日でしたので、計算したかのようにちょうど一年で一期が完結したことになります。奇蹟のような偶然に恵まれました。
想いかえせば、この一年。休載するときにしっかりと書き溜めて連載するつもりが、ストックが完璧に底をつきて想定外の書きながら連載になってしまったり、ほかの連載までをはじめてしまったりと、息をつく暇もなく「書いて」「書いて」「書き続けた」一年でございました。
執筆の嵐を乗り越えることができたのはひとえに読者さま、そして同じ創作界に身をおく作家さまがたの暖かな応援があったからこそです。ほんとうに感謝するばかりです。
 
そして、12月23日――運命の日。

クリスマスを待たずして、「小説家になろう」から書籍化が決定いたしました。打診のご連絡をいただいたときはどれほど嬉しかったことか。
続報は春に。といいながら、季節を跨いでしまいました。
ようやくに続報をお届けすることがかないます。

後宮食医の薬膳帖 廃妃は毒を喰らいて薬となす
メディアワークス文庫

毒から薬膳を作りだす特別な食医の少女は、運命の出会いで道を切り拓く――
暴虐を尽くした先帝の廃姫・慧玲は、死罪を免れるかわりに、母親から継承した医術で国を襲う奇病「毒疫」の治療を命じられる。毒を駆使する食医となった慧玲だったが、暗殺者・鴆との出会いが運命を変えていく。(公式サイトから引用)

発売日:2023年07月24日

夢の二冊目です。作家界では二冊目出版の砦が最も堅硬で、この難関を越えられるかどうかがその後も作家でいられるかどうかの正念場になるという噂もあるほどです。
そんな二冊目の出版に到れたこと、ほんとうに幸せで、応援してくださった皆様のおかげさまと感謝の想いがつきません。
イラストレーターさんについては、また後日あらためて続報にて発表させていただきます。
書籍化にあたって、改稿を重ねております。魂を織りなすように紡ぎなおしたこの物語を御手に取っていただければ、これほど嬉しいことはございません。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する