皆様、お久し振りでございます。
私が暮らしているところでは麗らかな春はまだ遠いのですが、ほとんどのところでは桜が咲き誇り、美しき季節を迎えておられることと存じあげます。
無事に第26回電撃小説大賞への応募を終え、安堵の心持ちでおります。電撃大賞に応募したのは長編小説が二作。どちらかひとつでも構わないので、一次選考だけでも通過してくれると物語も報われるのですが…はてさて、如何でしょうか。
また長期連載を休止致しておりました
《ファロティエは夜を踏む》
の連載を4月19日の20時から再開致します。
その後は奇数日の20時から22時頃に連載していく予定です。
硬く重くて読みにくい小説ではありますが、書きたいことを書ききった小説ですので、時間がある時にでもご一読いただければ大変嬉しいです。小説のなかに毒の寓話が登場致しますが、信頼においている知人からは「この小説こそが猛毒だ」とお褒めの言葉をいただいております。……五割くらいは、いさめてもらっている気が致しますが、はい。
善と悪、光と影、毒と欲望と飢餓を巡るダークファンタジーを、なにとぞ最後までよろしくお願い致します。