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モヤモヤを抱えつつ

今年もあと数日で終わろうとしておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
明日から出かけるので、ちょっと早いですが年末のご挨拶を……。

年末年始恒例のカクヨムコン、今年も大いに盛り上がっていますね。僕は短編メインで挑むつもりでして、すでに三作品をアップしております。
三本とも恋愛をテーマにしていますが、スマホのアプリやおにぎりなど身近にあるものからインスピレーションを得て、こんな素敵な出会いや恋物語が生まれたら最高だろうな、と思いながら作品を綴っておりました。一方、物語の設定が分かりにくい部分や、気づかないまま放置していた誤字脱字があり、もう少し改善の余地があるのかな、とも感じております。

先日、地元で開催された小説講座に参加しました。
講師は各種文学賞の受賞経験のある方で、小説の基本的なルールや技法について色々と教えていただきました。
事前に課題が示され、受講生がそれぞれ八百字でテーマに沿った小説を書いて提出し、講師が全て丁寧に目を通して添削してくださいました。
僕の場合、言葉の使い方などは問題はないものの、登場人物のセリフが「説明的」であることと、「丁寧すぎる」との指摘がありました。「実際の会話で、こんな言葉で会話しているでしょうか?」と。
物語の背景やここまでの経緯は地の文で行い、セリフは普段の日常会話を意識しながら書いてみては、とのことでした。なるほど、以前「紡ぎの調べ」をカクヨム編集部の方が講評して下さった時、同じことを言っていたので、これは自分の癖なんだろうな、と納得しました。

講義の最後に質問タイムがあり、僕はこの機会にと、講師の方に一つだけ質問しました。それは、自分自身がここまで書き続ける中で、ずっと抱えていた「モヤモヤ」した部分についてでした。
「『物語の展開に既視感がある』と言われたり、『他の方の作品と比べて物語が面白くない』と感じることがあるが、下手に面白くしようとしてありえないような展開や設定にしても、果たしてこれでいいのかと自問自答してしまう。どうすれば、このあたりのジレンマを解消できるのか」と。
講師の方からは、「既視感があっても、物語の展開が美しく丁寧であれば、読者ももっと読みたいと思うのではないか」との回答を頂きました。
うーん、確かに丁寧な作品は読んでいて気持ちいいけれど、それと「面白い」と感じるのはまた別だしなあ……と、ちょっとだけモヤモヤは残りました(^-^;。

皆さんのカクヨムコン参加作品を読みながら、どうやったらこんな風に面白い、読み続けたいと思える作品を書けるんだろうといつも感じております。
ここまで作品を書き続けて七年が経ちますが、「モヤモヤ」との戦いはまだ続きそうです。

色々心残りのある年でしたが、紅白で玉置さんの「ファンファーレ」でも聞きながら、また来年も頑張ろうと気合を入れなおそうかな(^-^;。
来年はサッカーのワールドカップなど大型スポーツイベントが多く、賑やかな一年になりそうですね。
それでは皆さんも、良いお年を。

※写真は、福島県相馬市の松川浦をドライブした時の物です。どこまでも真っすぐ続く道が爽快でした。

5件のコメント

  • 私もここ数年、小説講座に通っていました。残念ながらその講座は先生の都合で閉校となってしまったのですが、とてもためになりました。講習料を支払っているのだから元を取ろうと、毎回積極的に質問をしていました(笑)。その中で一番ためになったのは、他の受講生の方々との交流でした。日頃、文学の話ができる友人などいないので、それだけでも楽しく、また、志を同じくする人と話しているとモチベーションも上がりました。小説を書くというのは、一人でする、とても孤独な作業ですものね。だから、こういう近況ノートを読むと、私の励みにもなります。
  • 小説講座いいですね。受けてみたい気持ちもありますが、フォロワーさんから「結構ボロクソに言われる」と聞いたので二の足を踏んでしまいます💦
    AIに添削してもらうと「説明的」と言われるのは私も同じで、入れなければ読者に伝わらないし、どうすればいいのかと悩みます。
    創作に正解なんてないんでしょうけど、モヤモヤを少しでも減らすのがアマチュア作家の永遠のテーマなんでしょうかね。

    今年もたくさんお世話になりました。正月辺りはだいぶ冷え込むらしいのでお体に気を付けて。
    よいお年をお迎えください~♪ (⁎ᵕᴗᵕ⁎)
  • 皆様、コメントありがとうございます。

    >@sakamonoさん

    小説講座に通われていたんですね。終わってしまったと言え大きな刺激になりましたよね。先生に聞きたいことを直に聞けるし、おっしゃる通り志を同じくする受講生の仲間との交流もきっと楽しかったのではないかと思います。普段の生活や仕事では、同じ趣味の人達にはなかなか出逢えないので……。
    モチベーションも大きく上がりますよね。他の受講生の話を聞いているとすごく刺激になりますし。小説を書くのは孤独な作業ですから、「これでいいのかな」と、時々不安になるんですよね……。
    この近況ノートが励みになっているならば、とても嬉しいです。

    >中里朔さん

    今回の受講生の中には、提出した課題に対し講師からボロクソに言われた方もおりました(^-^;。
    この辺りは先生の性格ややり方もあるので、何とも断言はできませんが、基本的な事項の確認をするにはいい機会ですし、志を同じくする受講生との話はとても刺激になりますね。

    中里さんも「説明的」と言われたのですね。最近はAIも馬鹿にはできませんよね(^-^;。説明はあくまで地の文で、というのが先生のお話でしたが、説明が長くなってもいけないし……難しい所ですよね。
    モヤモヤと付き合っていかなくちゃいけないのは、我々アマチュア作家の宿命なのでしょうね。これも創作の醍醐味だと思って楽しむくらいじゃないといけないのかもしれません。

    こちらこそ、中里さんの作品は構成も表現も上手くて、じっくり読ませ、考えさせられるものばかりで、とても為になりました。
    健康に留意し、良い新年をお迎えください!
  • 昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願いします。
    Youlife様の絶え間ない努力を見習いたいなといつも思っています。小説講座には私も興味あり、いつか参加してみたいと思うのですが、なかなか機会がありません。また、講座があって都合がついても、その講師の方の作品を読んだ事がなければ、参加しにくいですもんね。講師の方の作品のファンであればすごく参加に意味があるのだろうとは思います。


    ――「『物語の展開に既視感がある』と言われたり、『他の方の作品と比べて物語が面白くない』と感じることがあるが、下手に面白くしようとしてありえないような展開や設定にしても、果たしてこれでいいのかと自問自答してしまう。どうすれば、このあたりのジレンマを解消できるのか」と――


    核心に迫る質問をされたんですね。
    講師の方の「既視感があっても、物語の展開が美しく丁寧であれば、読者ももっと読みたいと思うのではないか」との回答、何となく分かる気がします。
    オチがすごいという触れ込みの映画でも、もう一度観たいと思わない映画ってあります。あと、ネタバレ読んで終わりとか。かと思うと、オチが分かっていても何度も観たい映画もあります。そういう映画は、たいてい肝心なところでの俳優さんの表情、演技やセリフが好きな事が多いです。
    Youlife様のモヤモヤする気持ちも、もちろん分かります。
    自分自身も、自分の書くものに何が足りないのかを検証したいです。AIに頼ってみようかな、とも……。
    私は、今年まずは好きな翻訳家さんのイベントに参加する事から始めてみようかなと思っています。お互い、一歩踏み出し、悔いの残らない年にしたいですね。

    紅白で玉置さんの「ファンファーレ」を聴きましたよ
  • 秋色さん、コメントありがとうございます。

    小説講座、先生との相性や趣向が合うのかは、確かに大事ですね。
    合わないと一気につまらなくなるし、小説を書く意欲すら奪われてしまうかもしれませんし。

    自分は田舎町に住んでる故、今回のような機会はめったにないと思い、自分の中で抱えていたモヤモヤした思いを質問としてぶつけてみました。
    講師の方の回答を聞いても、まだモヤモヤしたものが残りましたが、秋色さんの言う通り、オチがすごくても二度と観ないと思いたくなる作品がある一方、オチが見えるものや分かってるものでも何度も見たいと思える作品もあります。

    AIは便利ですよね。以前も自分の悩みを尋ねてみたことがあり、中々的を得た回答が返ってきたことがありますが、たまに「え?」という回答もあるんで、頼りすぎもまずいのかな、とも思っていたり(^-^;。

    翻訳家さんのイベント、良いですね。
    原文を和訳して文章化する時の技術は、小説にも通じるものがありますし。

    そうですね、お互い一歩踏み出し、悔いの残らない一年に出来ればと思います。本年もよろしくお願いします!

    玉置さんのファンファーレ、カッコよかったですよね。
    下手な演出などなくても、歌だけでこんなに感動できるのは凄いです。
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