クリスマスを迎え、今年も残すところあと1週間となりました。
カクヨムコン、時間の許す限り皆さんの作品も拝見しておりますが、読み応えある作品ばかりですね。短編ではストーリーを決められた文字数内にきっちりまとめているし、長編は中身の濃い作品を毎日更新していたり、何だか気後れしてしまいます……(汗)。
僕はと言うと、ここまで短編コンテスト用2作(1作は新作、もう1作は過去の作品を加筆修正したもの)と、カクヨムコン1作(一昨年書いた「紡ぎの調べ」で、再挑戦しました)という感じです。時間がなかったせいか、過去作に頼り切りな面があり、手ごたえはイマイチという感じです。まだ締め切りまで時間があるので、余裕があればもう一つくらい出そうかな? と画策中です。
今年を振り返ると、カクヨムではKACの連作「しあわせ書房」シリーズが印象に強く残っています。書いているうちに自分も徐々に作品に嵌っていく感覚を味わったのは、4年前の「一瞬の夏」以来だったと思います。
そして、何と言っても今年は公募に挑戦し、賞を頂いたことが大きな励みになりました。震災当時、他県に避難する人が相次いでいた頃を思い出しながら、心安らげる「居場所」とは何か?をテーマに書いた作品でした。
プライベートでは五十路に入り、祖母が亡くなり、坂本龍一さんやKANさんなど、好きだったミュージシャンが続々と亡くなられた一年でした。
(KANさんが亡くなった時はとても驚きました。高校の頃、「愛は勝つ」を聞きながら受験勉強を頑張った記憶があります。結果的に僕の愛は負けてしまいましたが(;'∀'))
もう若い頃のように、余裕をかましている時間は残されていないかもしれません。そして、徐々に老成して若い子達の趣向に迎合しなくなっていくのかもしれません。現に自分の子達に僕の作品を読ませても、「入り込めない」「ちょっと硬い」みたいな言い方をされます(;^_^A
色々前途は多難ですが、これからも、その時々で感じたことや言いたいことを作品にしていこうかな、と思います。時には年齢に抗って脱線することもあるかもしれないですが(笑)。
今年もカクヨムでの沢山の出会いと、作品への感想に心から感謝いたします。
それではみなさん、Merry Christmas& Happy New Year!