4月からずっと連載してきた長編「大きなケヤキの樹の下で」、現在書いているエピローグで、ついに完結となります。
エピローグ、本当は1話完結にしようと思ったんですが、思ったよりも長くなったので、分けて掲載することにしました。
見知らぬ町にやってきた1本のケヤキの木が見続けた、町の風景の移り変わりと人間模様の物語、いかがでしたでしょうか?
毎回楽しみにしているという感想もあり、とても嬉しかったと同時に、せっかく楽しみにしているのに、これで終了になって本当に申し訳ない、という気持ちもあります。
でも、この物語は永遠にどこまでも続いていくと思います。
ケヤキは津波被災後に出来た新しい町で、ルークたちはかつてケヤキが立っていた町中の公園で、これからも多くの人達の背中を見続けていくことでしょう。
この作品は、実家近くの公園に立っているケヤキのことを思い出しながら書いていました。
あの木も、きっと僕のことを幼い頃からずーっと見守ってくれていたのかな?
今まで半年以上に渡りご愛読いただき、ありがとうございます。
ちょっと休んだら、また新しいものにトライしたいと思います。