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異世界転移について考えてみる

はいどうもこんにちは!
今日も元気いっぱいのヨシコです!

【ビーズログ文庫「ときめきの中華・和風恋愛小説コンテスト」】に向けて、既存の作品を完結させて出そうとしているので、一回お話を分解してどうすべきか考え中。

・主人公が薄味な気がするのでもうちょっとどうにかしたい
・今一人称だけど、本当に一人称が適しているのか再度検討。三人称一元か完全に三人称にしても良い気がする。
・気に入ってないタイトルの変更を検討
・とりあえず続きを書いて完結まで持って行った上でそれを叩き台として修正していくべきか?

8万文字以上11万字以下なので、約文庫一冊分。
元の今あるやつも全体的に一回推敲入れるか、ちょい加筆修正するか、全面リライトするか、リライトしたい気持ちが強めなので、あまり余裕はありません。

そもそもビーズログ文庫の想定読者はどの辺ですか問題もある。


そんなわけで時間はないが、色々じっくりまずは考えてみましょう。
本日は、次に書こうとしているものが一応『異世界転移』なので、一大ジャンルでもある『異世界転移』について考えてみることにします!

特に、今回のコンテストに合わせ女性向けでGO!


だらだら語ります。


今現在の異世界転移の主流って、「帰りたい」を言わないなんですよね。
それは、主な読者層が現状の生活に疲弊した大人だから。

昔の異世界転移は、主人公が子どもで、まだ大人の庇護下にいて、あくまで一時親元を離れての「冒険」という位置付けだったかと思います。

当時、異世界に憧れた読者が今大人になって、一時の冒険ではなく、「ここではないどこかへ行きたい」という逃避に変わっていったんではないかな、と。

だからこそ、その逃避先では辛く苦しい辛酸を舐める冒険ではなく、無双であったり、知識や知恵を生かして自らの地位を確立していったり、スローライフに興じたりする内容が多いのではないでしょうか。

まあこの辺、特に裏を取ってない、根拠のない私の肌感覚です。話半分でどうぞ。

最近はここそこで社畜OLがトラックに跳ねられ死亡して異世界に跳んでいる様子ですが、転生と転移だとまたちょっと趣が異なるでしょうから、転移に限った話でいきましょう。


異世界転移のエンディングは基本的に2パターンです。

「元の世界に帰る」or「そのまま異世界で暮らす」

まれにそこまで到達せずに死ぬパターンもあるかもですが、あまりにもイレギュラーなので無視します。

主人公の思考も基本的に2パターンです。

「元の世界に帰りたい」or「元の世界に未練はない」

主人公にまつわる異世界側の反応としても2パターンです。

「異世界にとって部外者」or「異世界にとってなんらかの要人」

して、ここまでの組み合わせでお話を組み立てることになるんでないかと思います。

ここで私が書いた『波の下にてまどろむ龍の 夢の国』を見てみましょう。
エンディングはこれから書くやつだから省くとして、

「元の世界に帰りたい」
「異世界にとって部外者」

ってことですね。

この辺が、おそらくきちんと一回ちゃんと考えるべきところかな、と思っています。

読者が若いなら、帰りたい娘が無難
読者が壮年なら、未練なしが無難

あくまで「無難」って話です。
共感が得られやすい的な意味合いでね。

そうでないものを書くなら、なぜそうでないかを突き詰めた方がよいのかもしれない。

そもそもなぜ異世界なのか、異世界であることによって書けることは何か
現地人でなく、転移させる理由
最終的にどこに着地したいのか
誰に何を読ませたいのか




企画書でも書く気なのか……?笑


……私は今……何を考えているのだろう……(ぐるぐる目)


ちょっと一晩ぐらいじっくり考えてみようと思います。



【追記】

ビーズログ文庫のサイトが見れなかったのだけど、既刊タイトルをざっと眺めてみた。
疲れた社会人に向けた、共感と同調を盛り込んだストレスフリーな軽めストーリーがレーベルのカラーに見えました。

だとすると、そもそもヨシコの作風自体がカテエラですし、さすがにそこには合わせられない。
見えてるカテエラに突っ込んでいく必要もない気がするので、見合わせかな。

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