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下手の横好きとは、これを言うのだろうか。

カクヨムコンを目指している小説に
また詩的な文章を差し込んでしまいました。
本当に愚か者やな。笑い飛ばしてください。


 柊の花

 青い空を見上げて
 心は晴れやかになる
 夕焼けの赤い雲が
 背中を優しく押す

 窓の外に星が輝く
 いつか自分もそうなりたい
 でも心には闇があって
 誰にも言えない悩みがある

 せめてこの人生を
 楽しく生きたいと願って
 下鴨神社にやってきた
 糺の森で不思議な木に出会った

 どんな木を植えても
 柊に変わるという木
 魔除けや祈願成就の木
 心の闇を祓ってくれるのだろうか

 白い花が咲いていた
 冬に咲く花が夏に咲くなんて奇跡
 枝には黒紫色の果実が実っていた
 神様からの贈り物だったのだろうか

 彼が抱きしめてくれた
 大丈夫だよ 僕が一緒にいるんだから
 そう言ってくれた
 彼は私を笑わせてくれた

 全てが明るくなった気がした
 柊の花が一斉に散り始めた
 白い花びらが舞い落ちて
 私たちを包んだ

 まるで紋白蝶が舞っているようだった
 彼と二度目のキスをした
 振り返るとその柊の木は消えていた
 それはまさに奇跡でありながら
 まぼろしだったのだろうか……。


どなたか、詩の文才がある方がいらっしゃったら
こっそりと直していただけますか?

写真は小説の舞台、紅葉に染まる嵐山の景色となります。

3件のコメント

  • こんにちは。柊が主体となっているのであれば季語で言うと冬になりますので、春の季語であるモンシロチョウのかわりに違う生き物などに言いかえると良いのかもしれません。表現したい季節がはっきりしていれば、文体も変わると思います。失礼いたしました。
  • ご丁寧なコメントありがとうございます。アドバイスに沿って、紋白蝶を夏の風物詩となる姫白蝶に書き直しました。仰せのとおり、季節感は大切です。柊は夏に実をつけるそうですね。

    桑鶴七緒さん、お忙しい中、申し訳ございませんでした。
  • 神崎 小太郎さん 拙作にすてきなレビューをありがとうございます。
    ひとりセッションのようなつもりで書いている連作ですが、一句でもご共感いただけたら本望でございます。

    心の闇を抱きとめてくれる不思議な木、当地にもどこかにあるかも知れません。
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