つい目を背けがちな「生と死」というテーマ。けれど、誰もが、避けては通れない問題となります。言葉の引き出しから、著名な人々のダイイング・メッセージをいくつか紹介させてください。
W・H・オーデン(20世紀最大の詩人の一人)
死とは、ピクニックのとき遠くに聞こえる稲妻の音
アインシュタイン(天才物理学者)
死とはモーツァルトが聴けなくなることだ
アルバス・ダンブルドア(ハリー・ポッターの架空の人物)
心が整理された者にとって、死は次なる大いなる冒険にすぎない
谷崎潤一郎(作家)
死ぬということは、生きているより嫌なことです。 けれども、喜んで死ぬことが出来れば、くだらなく生きているよりは幸福なことです
村上春樹(作家)
死は生の対極としてではなく、その一部として存在する
私たちにとって他人事ではないように偉人たちも「死」について、遠い昔から思いを馳せてきました。よりよく生きるために「死」と向き合い、今ある命をもっと大事にしていきたい。
自分が最期を迎える際に、「ありがとう」を言えるような一生だったならば、素敵な人生だと思いませんか。
次の作品はそんなテーマをモチーフにして描いています。
写真は春に甘い薫り漂わせ、こもれびに天をつくように咲く
「ルピナス」の花です。