タイトルの通りです。
【こんな話です】
《女神》の厳しい監視下に置かれた宇宙都市リブラ・アーク。
「解放者」フィオンは、仲間たちとともに市民を地球へ脱出させる活動をしていた。
一方、医学博士アドニスは、地球で植物状態の少女の治療に当たっていた。
交差するふたりを見つめているのは、いったい誰なのか?
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918177012「カタリナ」と同じく、所属している創作サークル「空想工房」の会誌『カケラ』vol.03に寄稿したものです。
『カケラ』には各号ジャンルとテーマふたつの縛りがあり、vol.03はジャンル「SF」、テーマ「ボーイミーツガール」でした。
本作を書いた当時は、長編「剣士と赤竜」と主宰アンソロジーの編集がかぶっていて非常にスケジュールが大変な時期でした。
さて『カケラ』の原稿にも手を付けようと思ったら、元々書こうと思っていた話にそっくりなあらすじの映画が公開されることがわかってさあ大変。
一旦は実験的すぎるなと思ってボツにしたプロットを採用して、慌てて書いたのが本作です。
そんなこんなで、いろんな意味で問題作ではありますが、よろしければご笑覧ください。
それでは、また。