もう昔の話ですが、流行りましたね、35億の女性芸人withB。みんなやってましたよ。んで、その算出方法を用いると、約70億の人口のうち35億が男性、ということはもう半分の35億が女性になると。いやはや多いですね。日本人口が全員女性だとしても日本35個分が世界の女性人口になるわけです。するとどうでしょう、私たちが生涯目にする女性っていったい何人くらいになりますか?
というリアルの方程式はよして、ジャパニーズカルチュアのなかで考えましょう。私は読み切ったマンガシリーズは10作前後しかないので、ほとんど情報収集は同人ゲーム実況とアニメになるのですが、前者もいっても20作あるかどうかのレベルでして、つまり主として私の栄養源はジャパニメーションになるわけですね。つっても若造なのでせいぜい200作です。え、充分多い? どうですかね。ぶっちゃけ、2010年初頭~中盤くらいまでは毎クール多くても15本前後だった深夜枠アニメが、18年かそこらあたりから平気で20本以上やっていて、19、20年になると30本が当たり前というレベルにまでいたっていますから、その計算だと別段たくさんのアニメを観ているわけでもないんですよ。令和時代のアニメマニアは1000作以上観賞済がフツーになっていくかもしれません。で、タイトルですけど、内容に飽きたというのはそうですね。ありますけど、本題はそこじゃないんです。
「ヒロイン出切ってね?」
ってことなんですよ。まああくまでも私個人の意見です。イラスト界隈はもはや八百万(やおよろず)の神がいる状態なので千差万別のよさがありますが、どうしてもアニメ絵で、さらにキャラ性も含めて萌えるヒロインってのはそろそろ万策尽きたような気がするんですよね。ストーリも凝(こ)っていないとだめだし。実際私も自分の作品でそうなるのがこわくて『マスク・オブ・グレィズ』なんてどこの層向けだよwみたいなものを書くことになったわけですが……。いやどうでしょうね、自分の作品を特別扱いしていますが、審美眼のすぐれた読者陣からすればテンプレートの肉塊に見えてしまうのかもしれません。ともかくそれくらいヒロイン(に限らず、アニメキャラ全般に言えることですが)たね切れがヒドいと私は思います。
まあほぼこのノートひとりごと化してるので誰も読まないと思いますが、共感のうえ、「自分ならこうやって解決する!」など意見ある方はコメントもらえるとありがたいです。あんまり一人で考え込んでいると、見え方がかたよっちゃいますからね……。