https://kakuyomu.jp/works/16817330667910737131/episodes/16818023211984413846MARS CURRY 最新作です。
今、資料集めしているのはリスペクトするアートとアーティストを讃える小説です。
特に讃えたいのは ジャン・ミシェル・バスキア。
https://youtu.be/TVX8z5b7jHQ?si=8gWRrfvy063-TY83バスキアの紹介動画です。あの前澤さんも出てくるよ。
白人男性の王国である現代美術の世界にまるで道場破りのように颯爽と登場した彼は、地下鉄や壁のような違法性のあるところに、人種差別をプロテストするメッセージをグラフィティとして書き、ついにはそれをハイアートの文脈に載せます。
黒人系ミュージシャンやアスリートの名前と似顔絵をドローイングで書き、その上に誇らしげな冠のマークを書く
自らをSAMOと号し、まるで落款のように©️ーコピーライトの記号を入れる。
自己のアイデンティティに対する誇りと矜持。そして「黒く変身できる石鹸」を描いて、「白が美ならず」、と宣言する。
彼のメンターであったウオーホルや同時代人でジェンダーやHIVに対する偏見をストリートアートで表現したキースヘリングについても述べてみたいです。
後は、日本人のアートに対する向き合い方の不自然さも取り上げてみたいです。
ニューヨークの小さなギャラリーで、人はアートを見る時その感動をダンスをしたり表現してして伝える。
こんなことって日本人はしないでしょう。
公園で絵を描いていると人がすぐ集まってくる。
「お前はアーティストか、イイなあ」
「オレがその絵を買うよ、いくら?」
こんなこともない。
こんなことを告発するテーマでチョーマジメに書きます。
タイトルは THE ULTIMATE LOVE LETTER
「最高のラブレター」
このタイトルは私からのアートへのラブレターでもあるのです。
お楽しみにねえええええ。
この本、バスキア入門としてオススメですよ。