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I AM A GOD 最終回です。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652449226763/episodes/16817330667344925587

神道には「正典」や「教義」がないと言われています。しかし実際には伊勢神道、や吉田神道、という
形で徐々に歴史上教義が生成して行ったプロセスがあります。深く知れば知るほど、神道は他の宗教と
関わり遠持ちながら、哲学的に深く形成されて
いったものと思われます。

私はそこに非常な関心を持ち、さまざまな文献を
元に神道が如何なる宗教なのかを掘り下げる
小説を上梓したつもりでおります。

特に聖徳太子は神道と仏教が習合する重要な
起点を作った人物であると考えました。

そしてその媒介をしたのが古代に東洋に
伝わったネストリウス派キリスト教で
はないのかとの仮説を立てたのです。

また、神道の教義を理論的に構成すると
スピノザの汎神論に行きつきました。
小説の中では、スピノザの汎神論を
神道のバックボーンにする仮説も
立てています。

最初からでなくて、たとえば第二部からでも
第三部からでもお楽しみいただけたら
私のこのコンセプトがお分かりいただけると
思いますので、お気軽にお立ち寄り下さい
ませ。

ずっと通して読んでいただいた方も
おられ、また仏教や波羅門教の
小説をお書きの方にもたくさん
ご教示いただけたことを感謝して、
私のこの小説におけるご挨拶と
致します。

皆様、本当にご愛顧ありがとうございました。

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