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スピノザの「汎神論」をも凌ぐ日本の神道の神。


https://kakuyomu.jp/works/16817330652449226763/episodes/16817330665155858452
I am a god いよいよ、第二編、結末です。


スピノザは宇宙に存在する万物は神の一様態であるとし、全ての原因こそ神であると説きました。

「事物は別の様態を取り得なかった必然であり、その必然こそが神の本質」

としたのです。

日本の神道は万物に神が宿るとしながらも、その神の必然性を我々が感知する仕組みを作れる、と説きます。

それが神を物理的に定義する「結界」です。鬱蒼とした森林や自然の中に猛威を感じ、そして我々が物理的に限定し、定義する中に神の力を感知できるとするのです。これは物理的明快性がある意味でスピノザを凌駕しているとは言えないでしょうか。

この小説の結論はここにあるのです。

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