• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

最近の貴重な気づき。小説制作のための忘備録メモ。

https://kakuyomu.jp/works/16817330658385162149

私は最近、ハタと気づいたことがある。
おそらくこんなことは日常会話では
酒を飲んでいてもいえまい。
だから敢えてここに書いて忘備録としたい。
小説に役立てるのである。

若い時に、セックスにおいてキスは
重要な部分だと教えられ、理解したが、
最近思ったのは、セックスにおいて
一番重要なのはキスなのではないか、
ということだ。

何を今更、と人生の達人に嘲られること
承知千万であるが、自分としては発見だ。

オトコはセックスの際、射精が終わると
早々に女性の体から離脱したがる。
しかし、ここで本当に十全のセックスを
終えようと思えば、彼女を再度抱きしめて
キスすべきであろう。

それは、義務感でなく
欲望としてそういうプロセスを求めるように
なる方が、満足度が高いという思う。

また、これは男女共に言えることだが
セックスの途中でキスマークをつけるようと
することも重要なプロセスだと考える。
これは、即ち自分の相手へのマーキング
である。

例えば、過去の偉大な書画の大家は
己の作品を世に出すことをマーキング
するために、落款を書き、自印を押す。
落款印や落款の文字にまでこだわるのは
自作をマーキングして心理的なテリトリーを
明らかにせんとするのだ。

マーキングをおろそかにすると一回性の
行為になり、それは精神を伴わず
肉欲のみの発散となりうる。
世の中でそういう形のものもありうるとは
思うが、真にセックスでの満足を
しようと思ったらキスを最重要視すべき
というのが今日の結論である。

著者 山谷灘尾


コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する