• 現代ドラマ

すごく現金なんですが

今季の朝ドラ見てて、ああ、この番外編も書いてみたいな、というのが正直に生まれてきています。いやーほんと、名前に違わず「連続テレビ小説」……小説ですね。BK作品は。

本編書いてるときは多少流れを意識するので、カットする会話も多くて、でもそれがやっぱり見たくて、それがここ数日やってる自己満足の短編なんですが。
今日(第一週金曜)の放映分を見て、みそらと、とある人のこともやっぱり書きたいなあ、とあらためて思ったのでした(つまり前から書きたいと思っていたということです)。

「恋する〜」を書く際の原動力の多くは「まじでこの曲好きまじでこの曲好き! あーこれを書きたい!!!」というのが多いです。
なので基本はそことキャラクターのもつ課題(イシューと勝手に呼んでいます)を重ね合わせていく形になるんですが。

そうじゃなくて、キャラクターの生活背景を可視化……あくまで「作者が」、文字として見える状態にしたい、という欲が出るときもあります。今回はまさにそれですね。
そう思うと、「書きたい」と背中を教えてくれる作品に出会えることってすっごく大きな幸せなんですよねえ……。

さすがに大河ドラマ級のことはできないけれど(というかそうなると作者のメンタルが無理)、「推しの子」(漫画)とかの地獄はとても塩梅がいい。

まあいまの私は完全に自己満足で(でも読んでくださる人がいることは念頭に置いて)書いているので、何を書いてもいいかなと思っていますし、書くことでまた課題が見つかることもあるんだろうなと思ってます。
書かないとわかんないんですよねほんとに。これはまじで。手を動かさないとわからない。書いているうちにわかることって、頭の中で組んでるときとは比較にならないほど情報量が多い。

だからまたちょっと番外編でいろいろ、キャラクターのことを理解してくるかもしれません。でもそれがないと、解像度上がらないですし。そこは大事にしたいです。
なのでこれは、「書くぞ」という宣言と、書きたいと思えることの喜びのメモでした。

と、そんなことを思いながら、またいまも朝ドラを見ています。笑

2件のコメント

  • 感想の返信ありがとうございます。
    文章量に驚きつつ、とても嬉しいです。稚拙な文章の感想で見当違いだったらどうしようとはらはらしていましたので嬉しいお言葉に安堵するばかりです。
    感想の返信に返信したくて、こちらのコメント欄にて失礼いたします。

    >曲を探して聞いてみてくださった……

    はい。曲を探して聞いてみました。メモも取っているので、まだ聞けていない曲も含めて全部拝聴する予定です。
    やはり、山本さんの登場人物の魅力がそうさせるのだと思います。彼らの歌う歌詞を、弾く曲を聞いて更に身近に感じたい。そう思わせる程、登場人物に魅力があるからこそ、曲を聴いてみたいな、と思いました。
    やはり曲を聴いた後と前では感じ方も変わりますし、それも含めて何度も読ませる魅力のある物語だと思っています。
    特に主人公のみそらの揺らがぬ強さ、本当に好きです。三谷とのやり取りも含めて見ていて心が満たされます。互いに自立した、依存しない関係性…この二人のやり取りは何度も見てしまいます。
    感想の返信の返信で言うことではないかもしれないのですが、登場人物、全員好きです…!
    時計を見た時にああ、今、歌う為の声を出していたり、音を奏でているんだろうなあ、と思うとなんだか満たされた気持ちになります。
    お話ごとにもう全員の良い所書きたいくらいです……。

    名前を挙げられた方の曲、是非拝聴したいです。名前を検索して拝聴してみたいと思います。
    「関ジャム完全燃SHOW」、拝見して音を聞いてみたいと思いました。

    クラシックというとお堅い方が多いのかな…と思っていたのですが、本当にすっと入ってくる日常を読んでいる感覚でした。
    コメントの返信の返信の方でも書いているのですが、山本さんが文章でしっかりと説明しているからこそ成り立つのかな、と感じました。


    >北原白秋先生、お好きなんですね!

    そうなんです。北原白秋先生、とても好きで、全集嗜んでおりました。一部の詩は暗記しております…。
    その為、題名も含め、ついついテンション上がってしまいました。
    同郷の方なのですね!羨ましいです…!詩人北原白秋を育んだ土地…いつか行ってみたいものです。
    わああ是非(?)石碑に行ける距離、羨ましいです。すいません。同郷の方に対して先生を呼び捨てにしてしまいまして…。
    白秋先生の言葉はやはり、良いですよね。言い回しなど私も勉強させて頂いております。

    >4章ないし6章で終わるつもりでした。

    長く続けて頂けて本当に感謝します…そうでなければもしかしたら、この作品と出会えなかった可能性もあるのだと思うとぞっとしました。
    作品を読んでいると「終わらないで」というエゴがあるのですが、山本さんの作品の終わりを最後まで見届けたいです(誤解を与えてしまったら申し訳ないですが早く終わって欲しいと言う意味ではないです)
    じっくりと丁寧に書かれた彼らの物語をまだ読めるのだと思うと楽しみです。


    >彼らの未来、絶対に幸せにしてみせます。

    登場人物を心から愛していらっしゃるのだなとなんだか読み手なのに嬉しくなってしまいました。
    更新の度に飛んでいきます。

    近況ノートを拝見しまして、山本さんの原動力が垣間見えたような気がします。
    大河ドラマに朝ドラ、漫画……どれも素敵な物語ばかりですよね。大河ドラマの地獄、よく分かります…(笑)

    >キャラクターの生活背景を可視化……あくまで「作者が」

    こちら何度も頷き、見ておりました。キャラクターってあくまで創作上なんですけれども、「確かに生きている」んですよね。
    だからこそ山本さんの登場人物は皆、確かに生きているんだなあ、と思う時があります。

    これからも山本さんの書かれる物語を楽しみにしております。
    返信くださり、ありがとうございました。
  • 山本さん

    こちらにてお返事、失礼いたします。
    何度も返信……だと山本さんの創作活動の邪魔になりそうで悩んだのですが、こちらこそ是非、往復書簡を続けられたら嬉しいです。

    >「クラシック」の定義も米印まで…
    いえいえ、むしろ分かりやすくて勉強になりました。更に知識が深まるきっかけとなりましたのでとても嬉しかったです。
    今、山本さんに紹介いただいた方の音楽等を探して聞いておりまして、知識が深まると同時に新しい世界を知ることが出来てなんだか豊かになった心持ちです。
    色々と教えて頂けるのはとても嬉しいです。見識が広がっていくのは楽しいことなので、山本さんの作品と出会えて良かったです。

    もっと色々と書きたいことがあるのですが本日はここまでにしたいと思います…。

    最後に、急かすような形になってしまったら申し訳ないのですが、最新作、楽しみにしております!
    みそらに会える日を楽しみにしております。
    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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